「美女と悪女の世界史」

肖像画だけど、皆、キレイでステキでカワイイし、魅力的だ。

俺が気になったのは、フランス社交界の華、エキゾチックな表情のレカミエ夫人。皇帝ナポレオンも虜になったというが、26歳も上のジジイの銀行家と一緒になり、途中、プロイセン王子と不倫もしたが、銀行家の夫が破産して全てを失うと、彼のところに戻って、最期まで面倒を見たという。

女流詩人サッフォーはレズビアン(=サッフォリズム、彼女の家がレスボス島にあったから)の代名詞だが、実は彼女には夫もいて娘が1人いた。レスボス島で、未婚の若い女性を集めて学校を開いていて、女性を賛美する詩を残していることから、レズのように伝わってるが、実際は違うらしい。

クレオパトラや楊貴妃、クサンティッペ(ソクラテスの妻)、アグリッピナ、則天武后、コンスタンツェ(モーツァルトの妻)、メアリ一世、マルゴなど、悪女として知られているが、実際には、夫がだらしなかったり、金の管理ができずに生活もままならなかったり、夫が浮気者だったりすることも多いようだ。

日本だったら小野小町なのかなぁ。

悲劇は、男よりも女が似合うかも。

歳を取ると、女性にかしづきたい、時に、激しくイジメられたいと思うようになるね(笑)。どうしてだろう?


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。