【アニメ映画】「メアリと魔女の花」

元ジブリの米林宏昌監督によるスタジオポノック制作第1作目「メアリと魔女の花」(2017年)。

何かアニメ映画を観たくて、結局、選んだのは、またジブリ関連だったよ(笑)。

イギリスの女性作家メアリー・ステュアートの児童小説が原作。ジブリのアニメは、イングリッシュ・ガーデンのような風景が多いと思うけど、妖精や魔女を扱うことも多いから、やっぱり英国の民話伝説伝承のような話が一つのテーマなのかしら?確かに和風じゃ似合わないからねー(笑)。

ウザいくらい好奇心旺盛の少女メアリが、森で偶然、見つけた不思議な花“夜間飛行”によって、魔女の力を得るお話。
その花は、魔女の国から盗み出された禁断の花で、一夜限りの魔法を手に入れたメアリは、ホウキに乗って“魔女の大学”に行くことに。
そして、新入生として入学を許可されたメアリは、そこで花を巡る驚きの秘密を知ることに…。

まあ、ジブリお得意の、未成年の女子を主人公とした冒険ファンタジーなのだが、コレをオッサンが創ってると思うと笑っちゃうけど、観てる俺もコテコテのジジイだから良しとする。

魔女大学の校長と化学の先生が、何でもできる完璧な魔女を育てるべく、禁断の花を探して使おうとするけど、スッタモンダあった末に、メアリがそれを頓挫させる。完璧な世界なんて、ただ危険なだけで、そういう世界を作ってはダメ、未完成だからこそ魔女も努力する、というメッセージにも取れるね。

ハリポタにも似てるが、米林監督が、ジブリから独立して製作した、初めての記念すべき作品だけど、うーむ、フツーだね。


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。