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「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊」

またまたチャールズ・マンソン関連の映画を。

「ハリウッド1969 シャロン・テートの亡霊(The Haunting of Sharon Tate)」(2019・米、ダニエル・ファランズ監督)。

マンソンの指令で彼のファミリーに惨殺されたロマン・ポランスキー監督の妻、女優のシャロン・テート(演じるのはヒラリー・ダフ)に焦点を当てたものだ。

1969年に起きた実際の事件をモチーフにしたものだが、知らない訪問者やファミリーの女たちの影に怯えるシャロンの様子、後に現実となる予知夢、周りで起こる不可解な出来事は、もう立派なホラーだな。

最後は闘ってなんとか生き延びる演出になってるけど、警察が庭に並べた遺体を見ると、シャロンが横たわってたり、マスコミや警察で大騒ぎしてる中、フラ〜ッと歩いてたり、殺されたはずの友人らが並んで見てたり、なんだ!幽霊なのかっ!って突っ込みたくなる。

ポランスキーは電話だけで一切出てこないけど、いくら映画の仕事のためとはいえ、身重の妻を広い邸宅に長い間、残しちゃいかんだろう。そりゃ不安から男友達に頼りたくなるよ。実はブルース・リーも招待されてたけど行かなかったんだよね。

シャロン・テート惨殺事件は、こういう風に映画や本の材料にもなるし、ポランスキーは一生負い目となるだろうなぁ。もう86だけど。

シャロン・テートが出演してる映画は「吸血鬼」(まさにポランスキー監督作品!)しか観たことないけど、ムチムチ巨乳のセクシーなおバカさんといった感じで、ロリコンでマゾ性癖のポランスキーは霧中になるだろうと思ったものだ。

あ、映画の方は面白いわけじゃないけど、つまらなくもなかった(笑)。
タランティーノ監督の同様の映画も観たいね。

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脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。