【洋画】「小さな恋のメロディ」

片麻痺オヤジ、胸キュンキュン…。
1971年のイギリス映画「小さな恋のメロディ(Melody、S.W.A.L.K.)」(ワリス・フセイン監督、アラン・パーカー脚本)。

本国では酷評されたが、日本では大ヒットしたんだねー。

流れるBGM(ビージーズ)のほとんどを知ってるから、どこかで聴いてたんだろうね。

ロンドンの公立学校で、11歳のダニエル(♂)とメロディ(♀)が出会い、お互いに惹かれ合って好きになって、先生ら大人の反対から逃げて、クラスメイトの協力の下、結婚式を挙げるというもの。

なんか空想の世界のファンタジーのようだ。

そんなに早く結婚しちゃったら、絶対に浮気するとか飽きるとか、そういう下世話な話は抜きにして。

その代わりに、学校における不満だらけの思春期前の生徒たちのリアルな様子(騒がしかったり、悪さしたり、ケンカしたり、イタズラしたり…)が描かれて、階級社会であるイギリスの“パンク”誕生前夜みたいな感じで面白い。

しかし、女生徒のスカート短すぎるやろ!(笑)

クリスチャンの学校で、先生は厳格な教えを説くし、生徒たちはそれに従うことを拒否、隠れて、それぞれの楽しみを見つける。加えて、親たちはメッチャ過干渉。

ラストを観ると、ダニエルとメロディがトロッコを漕いで旅立つが、ある少年が作った簡易爆弾で大人たちが怯んだり、大人に対する子供たちの独立戦争のようだ。

ダニエルはちょっと裕福な中産階級って感じで、メロディは明らかに労働者階級、結婚を助けるダニエルの友人のオーンショー(彼が男の子らしい男の子!)も、もろ労働者階級。階級を超えたアナーキーな子供の恋愛事情!?

そんなことよりも、メロディがめっちゃカワイイのは言うまでもなく、ダニエルも抱きしめたくなるくらいカワイイよ!

現在はどうしてるのだろう?


脳出血により右片麻痺の二級身体障害者となりました。なんでも書きます。よろしくお願いします。