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[映画評論]億男

[概要]

宝くじで3億円を当てた男が、大金の使い道に迷った挙げ句、大学時代の旧友に相談することに。旧友宅の豪邸でパーティーを開き、男は金をばら蒔いたり豪勢な振舞いをするも、最終的には酔い潰れて寝てしまう。翌朝、目が覚めて気が付くも、男の金庫から3億円が消え、旧友も消えてしまった。。。
旧友の行方を追うまでに、男は3人の金に狂った人間と出会い、お金の価値観について新たな気づきを得る。そんな物語です。

[感想]

この映画は、お金の本当の価値について、視聴者に問いかける物語です。

結論から言うと、まず第一にお金の価値と物の値段は比例しません。

男の旧友が回想シーンで言っていたのですが、「500円のサラダは人によっては2倍も3倍も大きくなる」つまり、食べたときの満足感で値段が大きく変わるのです。これについては、言われてみれば分かりますよね??(僕は松屋の牛丼で1000円の満足度を得ます。笑)

そして第二に、お金は時に人を狂わせるということ。

旧友の行方を追うまでに、お金に狂った1人の社長と出会います。 
その人が男のために馬券を買ったと見せかけ、1億円の勝ち金を得たと伝えます。その1億全てを費やして、3倍の金額にするよう命じられます。男は、1億全てを馬券に費やしましたが、予想は外れて大赤字になったように思われました。(実際、社長は馬券を買っていなかったので、、、) 

この時、男は本当に1億円勝って、その後大損したと思い込んでいたので、感情の起伏が激しいこと。。。

この様に、お金は人の感情を大きく左右します。

そして第三に、お金で人の信頼関係は築けないということ。

男は元々、借金3千万円を抱えていました。1日中働いて、家族と一緒に暮らすことを夢見ていました。ある日、3億円を手にすることになりました。そこで、妻に一緒に暮らすこと、家を買うこと、旅行にいくこと、色々提言するも、離婚届を突きつけられました。

妻曰く、借金があっても幸せだった。お金で男は変わってしまった。だから家族で居ることができないということでした。

これは、全ての人間関係に言えることだと思います。お金で大切な友達、恋人、家族を買うことは出来ない。人の気持ちが一番大切なのです。

以上のように、お金とは一体何なのか?ということを考えさせられる映画です。

このnoteを読むだけでも、お金が一番大事じゃないって分かるのではないでしょうか??

「面白そうだけど、TOMOKINのnoteじゃよくわからんわ!」そう思った貴方はぜひこの映画を見てください!笑

ちなみに僕は、「お金ではなく、信用を稼ぐ」ということをモットーにしています。

でわ👍

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