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【週報note:5/29~6/18】インフォグラフィック/台北/クリエイティブの理解力

1週間の終わりに、その週に考えていたことを日記みたいにして残してみようと思う。このアイデアを思いついたのは、業務委託で参画させていただいてるお会社さんや、勉強のために飛び込んだコミュニティの皆さんに刺激を受けたからだ。クリエイティブでいるために大切なのは人との出会いだと、つくづく感じている。

初回ということで、書き溜めてた3週間分を一気に投稿。

インフォグラフィックに興味を持ってもらえてうれしかった

所属しているDXの勉強会コミュニティで自己紹介プレゼン大会があり、私も「ビジュアルコンテンツデザイナー」として、インフォグラフィックやビジュアルデザインを活用した制作物を参加者の方々に見ていただいた。興味を持ってもらえてうれしかったし、勇気をもらった。

こんな感じでネ

そこで、昨年末から構想を温めていた「インフォグラフィックデザイナーのコミュニティ」をやりたい!と宣言した。ありがたいことにDXコミュニティの運営者の方がたくさんの知見を共有くださり、やるぞ!と燃えている。本当にありがとうございました。

何かをやりたい!と言ったときに、手を差し伸べてくださるって本当にありがたいことだ。自分も、助けを必要としている人に頼りになる存在(特に若い世代にとって)になりたいと思う。

そんなわけで「インフォグラフィックデザイナーコミュニティ(仮)」が爆誕したのですが、色々お知らせできる状態になったら告知させてください。やりたいことは山のようにある。

久々の海外旅行、台北へ

久しぶりに海外へ行っていました。行き先は台北。もうめっちゃくちゃ楽しかったし、ごはんもおいしかったし、刺激を受けまくって帰ってきました。

また小出しにいろいろ書いていきたいと思うのですが、とても近い隣の国でも、当たり前だけど文化や価値観が全然違うんだなと思わされることも多々ありました。最近感じていた、日本という国のなんとも言えない息苦しさの正体が少しわかったような気がした。

滞在中バスに乗ったときのこと、隣の席のおじさんが、スマホで動画を見ながら声を殺して爆笑していた。楽しそうだなー、自由でいいなー、と思うと同時に、もし日本にいたら、私はこのおじさんを「迷惑だなぁ」とか思っちゃうかもしれない、と思った。

どうして私は今、このおじさんの振る舞いが気にならないんだろう、と考えてみたら、自分とその人は「違う人間」だからだと思ってるからじゃないかな、と。

ということは、私は日本人に対しては、自分と「同じ人間」とみなして、自分の常識や価値観を押し付けているのかも、と思って、反省した。

人は一人ひとり違う人間で考え方も違う。頭ではわかっていたはずだけど、自国にいる時にはそれを深いレベルでは理解できてなかったってことだ。つい、「非常識だなぁ」とか「空気が読めないなぁ」とか考えてしまう。

あなたと私は違う人間だから、わかりあうためにはコミュニケーションが必要。そこに、「空気を読む」とか、「これが常識でしょ」みたいな考え方は捨てないと、本当の意味での理解はし合えない。

しかも、そういうものは多分、日本の外に出ると一つも通用しない。「やめて」と言わないとやめてもらえないし、空気なんか読んでもらえないのが当たり前だ。

あー、そういう考え方はやめたいなと、隣の自由なおじさんを見ていて思ったのだった。

今回乗ったタイガーエアの機内誌。アイコンの使い方がいいなと思った。

キレイに作るだけじゃない、クリエイティブには深い「理解力」が必要

NewsPicksに、YOASOBIの「アイドル」を取り上げた記事が出ていて興味深かった。

以下のようなPickコメントをしたのですが、

「クリエイターが作品そのものを好きでなければ、絶対に思い浮かばない展開」「作品が好きだというスタッフさんが結集してくださって、お一人お一人が一切の妥協なく作品に向き合ってくださった」という部分が興味深いです。

大きなうねりを産むための仕掛けはもちろん必要だけど、根っこで重要なのはやはり、作品に対するクリエイター側の熱量の高さ。

昨今は公式側の熱量の高さがSNSなんかで可視化されている気がしますね。消費者側も「わかってしまう」というか。

大ヒットに必要なのは裏側のクリエイターたちの、作品(商品)に対する熱量と理解の高さ。当たり前のようだけども、やっぱりその根っこが作品(商品)の魅力をさらに強化するはずですね。

これを自分の仕事に置き換えたとき、クリエイターに求められるのは、クリエイティブを作る商品・サービス等への「理解力」ということになると思う。

お仕事で、偶然にもその作品や商品が元々好きだった、という場面にはなかなか出会わないかもしれないけど、その作品や商品について深く理解することはできる。そういう深い理解があるからこそ、いいクリエイティブが生まれるはずなのだ。

今、デザイナーという仕事にはここまで求められていないのかもしれない。でも私はデザインをする上で、元の部分をしっかり理解する、必要であればリサーチするという姿勢は非常に重要だと考えている。ディレクション、と言われる部分なのかな。そこも兼ねられることがとても大事だと思っていて、だからこそ一貫性のある、そして非常に商品やサービスを理解したクリエイティブは、生まれる。

逆に、デザイナーがそこまでやることに驚くお客様もいるかもしれない。でも私は、デザインとはキレイにすること以上に「情報整理」だと思っている。キレイにする前提部分をしっかり作り上げることが必要で、私はそういう部分で色々な方の助けになりたいなと、改めて考えた。

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