実際に話してみないと分からない、という話。

前の職場に中国の女の子がいて、一緒に働いてた。

私がもってる中国のイメージは、あまりよろしくない。

２個前の仕事がバッグのデザイナーで、中国の方ともめた事があり正直あまり関わりたくないとまで思っていました。

なので、最初はふーんくらいにしか思っていませんでした。

でも、すぐに自分が持ってたイメージが崩れました。

その子はとても謙虚で気遣いができ、優しくて頼りになる素晴らしい子だったの。

１ヶ月後くらいに同じチームになり、私はリーダー、その子はサブにつくことになった時にもう大好きになったのです。

その子の気遣いは本当に素晴らしくて、私が苦手な所をさっと何も言わずにフォローしてくれる、しかもタイミングもバッチリで。

さりげなく素晴らしい仕事ができる。

しかもそれだけではなく、困ってる事を人にすぐ相談しない悪い癖があるんだけど、それを察して上手い事私から聞き出してくれたりする。そのあざやかさ。　　

おかげで私たちのチーム力はあがり、お互いがお互いを気にかけ、助け合い、協力しあって毎日仕事をすることができ、円満に仕事をすることができました。

私はどちらかと言うとハッキリものを言いすぎてしまい、ギスギスしたものを作ってしまうので、それが長年悩みでもありました。

なので、その中国の女の子に出会ってから意識も変わり、人との接し方考え方が変わったともいえます。

ある一部の人に嫌な思いをさせられたからって、その近くにいる人が同じように悪いわけじゃないんだって改めて実感しました。

やっぱり実際に話してみないと分からないもの。

同じようにその中国の女の子もこういっていました。

「日本人は明るい」と。

どんなイメージを持つかは自由だけど、それが実際合っているかは想像しているだけでは何も分からない。