三人展『つないで、はなれて、そのあとさきへ』 合作の裏側その1
会期の約1年前からあたためていた計画が終了しました。
今回の印刷はグラフィックさんにお願いしました。いつもは他の印刷会社さんを使っているのですが、グラフィックさんは用紙や印刷方法の選択肢がたくさんあって見ていて楽しかったです。
会場の様子
今回のテーマ
今回の三人展のテーマ、は ま やがいい感じにまとめてくれているので引用しちゃいます。
は ま やも書いていますが、簡単なようで非常に難しいテーマでした。
また、展覧会案内のメインビジュアルの絵は、は ま や、halyu、きしともみ3人の合作を使用しました。
この記事では、どのように合作が作られたのか、その裏側をお伝えします。
2021年7月 合作1作目の制作
いよいよ暑くなってきた頃、私のパートナーのつくえさん宅を使わせていただき、制作をしました。
A1サイズの木製パネルを使用。
「誰が先に描く?」と大きなキャンバスに戸惑いながらも描き始める。
しばらくすると
完成した作品は色鮮やかですが、この段階では暗い印象がありますね。
テーマは先述の通り「今までの人生でつないできたこと、つながってきたこと、変わらなかったもの。」なので、知らずしらずのうちに色の軌道修正をしていたのかもしれません。
ほぼ完成に近いかたちとなりました。色々な画材、素材を使用した作品。
たとえば
などなど…
今回、絵の具をチューブからそのままキャンバスに出したり、絵の具の塊をあえて残したりしていたため、いかにきれいな状態のまま乾かすかというのも課題でした。自然に乾くのを待つのが一番ですが、そうも言ってられないので使えるものを部屋から集めて絵の層を重ねるたびに総出で乾かしました。
そして仕上げへ
今回の作品の印象的な部分でもある三角形は、halyu氏の手によって生まれました。
三人を象徴するモチーフになったと思います。
最後に、縁を塗ります。
そして完成
写真では白飛びしてますが、実は日が暮れかけていて急いで撮った写真。3人とも満足そうです。
このあと、案内状のレイアウト等の話し合いをして解散。
おまけ
作品単体の写真を撮ろうと立て掛けたものの
強風に煽られる「つないで」
躍動感がすごい
その2はこちら
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