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1.ばあちゃん3人、じいちゃん2人時々せいちゃん

私は長女。生まれた頃は、じいちゃん、ばあちゃん、父と母とで住んでいました。

同じ通りの20メートル先には、母の実家があって、そこにもばあちゃんが2人にじいちゃんが1人。(ひいばあちゃんとひいじいちゃん含んでいます)

日中は、父と母は働いていたため、私はこの2つの家を行ったり来たりして過ごしていました。

この沢山の老人達の愛情を一身に受けていました。時々、同い年の親戚のせいちゃんという男の子と遊びました。

思い出すのは、お気に入りの布団の触り心地、せいちゃんとの鬼ごっこ。風邪を引いたら病院に連れて行かれて千羽鶴の部屋でお尻に注射を打たれること。どっちかのばあちゃんと近所のスーパーに行ったり、川で洗濯するのをしゃがんで見てること。夜になったら銭湯に行くこと。

ばあちゃん3人、じいちゃん2人、時々せいちゃん…これが幼いころの私の世界。3歳頃までは、毎日同じ平和な日々が続きました。とても幸せな日々でした。


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