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女性と生理

生理という摩訶不思議

私自身が女性で経験しているということもあれば、こうゆう仕事をしていていろんな方のお話をお聞きする機会が多いこともあって、生理ってほんとに女性の人生に密接なものだなと感じます。

生理が来ない時は体からの不調のサインだし(妊娠は除く)
来たらきたで眠かったり、痛かったり、しんどかったり。

そんな生理ですが、実は知らないこと・わからないことの方が多いものでした。
例えば「なんで生理だとお腹や腰が痛くて重たい」かとか
「なんでPMSがひどかったり、そうでない人がいるか」とか
「なんで生理の量がやたら多いんだろう」とか

女性である限り全員何かしら何かは感じているものがあるにも関わらず
「生理ってそうゆうもの」という不思議な現象。

なぜなら自分たちの母親も
「なんでって言われてもわからない!教わったことないわ」という感じだし

学校の先生も指導の範囲にそんなことは含まれてないから教えるわけないし
(てか知らないし)

婦人科の先生も
「まあ病気じゃないし心配いらないから付き合っていくしかないね」
と要は知らないのです。

昔はタブーなものとして扱われていたし
研究をするような人たちは男性ばかりでしたしね。
(生理を理屈では詳しく知ってても、実態は知らない)

でも近年スマホを通じて女性たちが生理や体調を管理するようになってビックデータが集まり、研究や解明が進んできたそうです。

生理で知っておくべきこと

そんなデータを元に生理との付き合い方や、もっというと更年期や閉経後までの女性の一生を支える知見をわかりやすく紹介している本と出会いました。

私は全くこの本の著者の方と繋がりもなければ回し者でも何でもないのですが笑
女性は1人1冊持っていていいと思います。とても良書だと思います。

生理との付き合い方

先でご紹介した本と併せて生理痛やPMS(月経前症候群)との付き合い方をご紹介します。

①体に必要なものを食べる

ここでの大切な栄養素は
マグネシウム・オメガ3系・タンパク質・亜鉛・鉄です。

<マグネシウム>
目標量: 1日290mg
目安の食材と量
 アーモンド 10粒 ー 47mg
 納豆 1パック ー 50mg
 豆乳 200ml ー 50mg
 しらす 大さじ1 ー 20mg
私は手っ取り早いのでお米を炊くときに“にがり”を入れて摂ったりもしています。
しらすと納豆はご飯さえあれば気軽に取れるので、これまた最高です。

<オメガ3系>
目安の食材
 青魚
 エゴマ油・亜麻仁油
 特に青魚がいいです。
オメガ3は体内で合成できないものなのでできれば毎日摂れると炎症や痛みを抑える効果が期待できます。

<タンパク質>
目標量:1kgあたり1日1g
   例:体重50kgの人→1日50g
大体自分の握りこぶし一個分くらいが目安かと思います。
ついパンだけ、パスタだけになりやすい人はここに注力を注いでみてください。

<亜鉛>
目安の食材と量
目標量:1日10g
牡蠣:6.6mg
牛肉100g:5-6mg
牡蠣以外はいろんな食材から摂るかサプリメントがおすすめです。

<鉄>
目安の食材と量
目標量:1日10.5
タンパク質を取れば大抵まかなえます。
赤身のもの(レバー・牛・マグロ・ハツ・砂肝など)と覚えてください。

②骨格や内臓の位置を維持する

悪い姿勢を続けたり、背骨の動きが減ってくると内臓器や神経系のはたらきが落ち、血流も悪くなります。
ウォーキングなどの適度な運動もおすすめですし、ラジオ体操なども手軽でいいと思います。

特にデスクワークで座りっぱなしは骨盤や内臓に負担がかかるだけでなく、目や頭に血液が優先的にいくため、ぜひ運動習慣を作ることをお勧めします。

ピラティスもとってもおすすめです。

まとめ

お気付きの通り生理は健康のバロメーターといっても過言ではないものなので、日々の生活が土台を作ります。
適切な食事、運動だけでなく睡眠やストレス管理も大切かもしれません。

今日ご紹介した形は生理やPMSとの付き合い方でしたが、これらは女性ホルモンなど体のメカニズムにあったものなので
更年期や閉経後の女性の人生をも支えるもの=女性が生涯元気に過ごす秘訣
でもあります。

もっと詳しくなぜ?どうして?などメカニズムが知りたい方はぜひ本を読んでみてください。

女性は本当に複雑なシステムの中で体を変化させながら生きていると思うと、生きてるでけですごいですね!

余談

どんな女性も知っている生理痛の一番手っ取り早い対処法は「鎮痛薬」かと思います。しかし、お薬はあくまでも脳を騙して痛みを感じにくくしているものなので、のっぴきならない時に使うのがベストで常用は避けたいものです。

ちなみに鎮痛薬はマグネシウムからできているので、薬で痛みが改善するときはマグネシウム不足の可能性が高いです。

当てはまる方は食事に関してはまずはマグネシウムから気をつけてみることをお勧めします!

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