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変化しつづけるって大変だ。

こんにちは、斉藤です。

Uniposという、感謝の力で組織における人のつながりを強固にし、連携を強化するサービスを提供しており、大小様々な企業のみなさまの組織づくりを支援しております。

そんなおり、2月から日経COMEMOのKOLに選出いただきました。
自分自身も組織づくりの実践者であったり、上場企業の役員をしていたり。いろんな観点から思ったことを素直にアウトプットしていければとおもっています。

今日は、投稿募集企画「#教えてください。あなたが変身した話」について書こうと思います。

私はこのとき大きな変身があった!という実感は実はあまりなく、断続的に小さな変身を積み重ねていき、様々なご縁にめぐりあったことで今の仕事をしています。
人よりも少し特殊だとすれば、それは変化に慣れているということです。投稿募集内容の

・そもそも人生において変身は必要でしょうか。変身するには何が必要でしょうか。 

について考えていきます。

「変身」ってやっぱりしんどい。

まずテーマをみて、最初に思ったことは「変身と変化って何が違うの?」でした。

テーマ記事には以下のような記載がありました。

「変身資産」とは、変化の激しい、不確実な世の中に対しての対処能力とも言えます。長い人生を、社会の変化に柔軟に対応しつつ、ワクワクしながら生きられる人こそ、人生を充実させるというものです。

つまり、変身とは外部の変化に合わせて柔軟に対応しながら乗り切るため、自分で自分を変化させるということ。変身とは変える対象も変えるための動きもすべて自分なのだ。

なるほど確かに昨今のVUCA時代、周りでは変化が断続的に起こっている、だからこそ、その変化に適応し自分を変化させることは重要である。

いやーしんどい。人間はホメオスタシス、恒常性が高い。変化が加わると戻りたくなってしまう。ただでさえ変化によってストレスがかかっているのに、自分で自分を変化させて適応しなければならないなんて、大変だし、しんどい。ぐうたら寝てたら勝手に生けていける世の中が到来しないものか。

でもそういうわけにはいかない。変化に対応しなければ取り残されていってしまう。

では、どうすれば変化に慣れ、変身し続けることができるのか?

「変化に慣れる秘訣は変化し続ける環境に身を置くこと」

これは先日サイバーエージェントの曽山さんと一緒にウェビナーで登壇した時に聞き、なるほど!と腑に落ちた言葉です。

変化への恐怖は今までの平穏を壊されると思うから起こる。築き上げた時間やそれにかけた労力が高ければ高いほど壊されることは怖いし反発もしたくなる。
変化が5年に1度なら5年の蓄積を壊される恐怖がある。しかし、変化が1年に1度なら1年分、3ヶ月に1度なら3ヶ月分で済む。
常に変化がおこる環境に身を置くことでどんどん変化になれていくのではないだろうか?

ただ、慣れはしても、変身したほうがいいという気持ちになるにはまだハードルがあるように感じます。

そのために必要なのが、変化をしたことによる成功体験です。

変身してよかったという成功体験が変化への期待をつくる

リクルートの組織づくりに"TTPS"という言葉があります。「徹底的にパクって進化させる」の頭文字で、自分や自分のチーム以外でおこっている外部の成功事例について学び、徹底的に取り入れることで最短距離で成長し続けることができる。という考え方です。

自分が思いついて起こせる変化は些細なものにすぎない、成功するかもわからない。常に不安がつきまとう。
一方、実際に成功につながった方法を外から仕入れ、自分に取り入れていくことは成功の勝率が高く、早く変化に適応し成功体験を積んでいくことができる。結果、変化があってよかった。適応できてよかった、が積み重なり次の変化に対するハードルが少しさがり、どんどん変化に適応することを楽しめるようになっていく。

パクることは何も恥ずかしいことではない。今の目的を最短で達成するために最良の手法があるのだとしたら取り入れてからより良くできないか考えればいい。

敬愛する元リクルートテクノロジーズ社長の中尾さんが書いてらっしゃるTTPSを解説した本がとても良くまとまってらっしゃるのでぜひご一読ください。明日から真似できる方法や意図が詳しく書かれています。


まとめ:変身し続けるために必要なこと

変身し続けるために必要なことは
慣れ「変化に慣れるために変化し続ける環境に身を置くこと」と
成功体験「変身してよかったという実感を日々得ること」

であると考察してみました。

ぜひみなさんのご意見も伺ってみたいです。

#日経COMEMO
#教えてください 。あなたが変身した話


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