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「動いた理由」と「伝達」

こんばんは!
久しぶりの更新なのですが、4月から新しい職場に変わりまして、やっと慣れてきたといったところのtomoです。
業種は同じで職場が変わったわけで毎度の中間管理職、内容がまあまあ変わる面もあり、一から勉強をし直さなければならない部分も結構あったりです。
そんなこんなでそろそろ1カ月なのですが、組織における問題というのはどこも同じようなもんだなと感じる面もあります。
僕が社会人になってからずっと思っていることの一つに「問題点の見誤り」というものがあります。
愚痴みたいなものですが、これについて記したいと思います。

問題が生じた!

日々の職務の中で問題が生じた時。
当然ながらその問題に対処しなければいけないのですが、然るべき利害関係者や上長等に伝達しないままで勝手に対処してしまうと、後で大きな問題となることがあります。
もちろん先に伝達した上で動くとか、やむを得ず伝達できないまま動いても事後に的確に伝達する、というのなら先に続く問題は回避できるでしょう。
ですが、僕がこれまで勤めてきた職場だけがそうだったという可能性もありますが(笑)、

  • 伝達をせずに動く

  • 然るべき利害関係者や上長等に伝達しないまま勝手に動く

  • そもそも利害関係者のコンセンサスすら得ていない

  • 事後連絡すらしない

こういう人達はガチで存在します(笑)
末端の人達だけの話じゃありません、ひどい場合には管理職以上がそういった人達で占められてしまっているというケースだってあります。
管理職達がそうであるケースは最悪です。

問題が生じたときは、当然動くこと自体は結果的には必要ですよね?
そこには理由もあるわけで、これこれこういった理由があるから動く、みたいな。
理由があるから動くのは当たり前ですし、色んな理由があるのも当たり前です。

伝達しない人達には共通点がある

僕が見てきた限り伝達しない人達には一定の共通点があります。
例えば僕が関与している顧客であるAさんに関連してある問題が生じた。
そこで、僕へ伝達する時間は十分にありながら、僕へ伝達せず僕のコンセンサスを得ないままで、僕が知らないうちに職場のBさんがAさんについての問題に対処すべく行動を採ってしまったとします。
そしてその後しばらく経ってAさんと僕が話した時に、当然ですが齟齬が生じました。
しかもBさんが対応したやり方が間違っていた上、Bさんが対応したこと自体を僕に事後伝達もしていなかったのです。

顧客であるAさんに問題が生じたらそりゃもちろん対処しないといけませんし、そこには色んな理由があるのは当然でしょう。
ですが、上記の例では、問題点はとてもシンプルです。
それは、

  1. 伝達できる時間がありながら、僕に伝達せず、僕のコンセンサスも得ないままで、BさんがAさんの問題に対応したこと

  2. 僕に事後伝達もしなかったこと

という2点です。
シンプル過ぎてこれ以上何が問題なん?くらいのレベルですが、Bさんが謝罪するなら、僕に断りなくAさんに対応したこと、そして事後伝達もしていなかったこと、この2点だけです。
が、それが問題だったとストレートに謝る人はほとんどいません。
必ずといっていいほど言い訳に終始します
そしてその言い訳の内容は、

  • ~という理由があったから、自分は動いたのだ

というものです。
自分が動いた理由」をずっとつらつらと喋るのですが、僕にとってもそんな「理由」なんて当たり前で、僕だって同じ理由に直面したら動くわけですし、そんな理由の説明なんてどうでもいいんです。
問題は「動いた理由」なんかじゃありません。
伝達しなかったこと」が問題なんですから。

以前の職場でもこのパターンはもうほんと何度も遭遇しました。
皆口をそろえて「自分が動いた理由」を僕にぶつけてきます。
そんなの僕だって同じ立場だったら動くんだし、そんな理由をツラツラと僕にぶつけるのでは、まるで僕がそういう理由を理解できていないと見なしているのかと、ある意味僕を侮辱するようなものです。
そんな理由なんて僕もわかっているし、動くにも色んな理由があるのは当たり前。
それよりも後々問題が生じないように、先に伝達するか、事後伝達を確実に行う、これが論点だ、と話して、やっと相手も理解します。
そもそも自分が伝達してなかったから余計な問題が生じているのに、そこで自分がやった理由とかぶつけ続けても何の意味もないですからね。

僕が思うに

「自分が動いた理由」をずっと語り続ける彼ら彼女らからは、「だからそう動いた自分には責任はない」というアピールをひしひしと感じます(笑)
責任を逃れるために色々と考えて、そこで生まれるのが「自分が動いた理由」なのでしょう。
彼ら彼女らは本筋の問題、何故後々新しい問題が生じてしまうのか、そこを本気で理解できていないのではないかと思います。
さらには、伝達できる時間なんて30秒もあればできたことを、やれ忙しかっただの、バタバタしてただのを二言目に言い出すような人もよく経験しますし、目の前の人間がそういうタイプだったら僕はもう相手することはやめて事故にあったと思うようにしています。
そういう人達は自分達に非があったなんてこれっぽっちも思っていませんし、責任逃れに終始するだけです。
まともに対応してこちらがエライ目に遭ったこともありますし、逆にこちらに攻撃をしかけてくる人もいますし、意識というか理路に問題がある人とは関わらないのが無難でしょうね。

しかし・・・
問題点は明確で、「伝えてなくてすみません」の一言で終わるのに、何故に「自分がやった理由」を必死に語ろうとするんでしょうね。
そんなの「(責任逃れに必死やな・・・)」と見なされて、自分が伝達しなかったことも謝罪せず責任を逃れようとしている、として逆に評価が下がるだけなのですが。
「伝えてなくてすみません」の方がまだ傷口は小さくて済むのに。

おまけ

ちなみに、30秒もあれば伝達できることを伝達する余裕がない程ガチで忙しい人、そんな人って僕の関わっている組織ではまず存在しません(笑)
下手したらよく廊下で10分無駄話してるとか、そういう人達が「バタバタしていて忙しくて伝達できなかった」と平気で言い訳したりします。
これもガチですが、そういった人達をまともに相手してはダメですからね。
相手するだけこちらの時間と労力の無駄なのですから。

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