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さっき見たニュースで思い出したこと、今すぐ書き留めたくなって。

宮殿やモスクに囲まれた美しく広大な広場。かつて「ここに世界の半分がある」といわれていた世界遺産イマーム広場のある街イラン・イスファハーンは、セパハンというサッカーチームのホームタウンでもある。
2007年11月。僕は浦和レッズが戦うアジアチャンピオンズリーグの決勝の運営のサポートスタッフの一人としてイスファハーンに向かっていた。

関空からのエミレーツ航空はドバイまでで、深夜ドバイのターミナルでイスファハーンへの搭乗まで数時間のトランジットを過ごしていた。
僕たちがいる場所は、搭乗ゲートがいくつかあるメインフロアから伸びているエリア。その時間そこで待っていたのは僕たち「サッカー関係一行」以外にもう一組、ガタイの良い男たち数十人?100人ぐらいいたかな?
近づいてみると、間違いなくアメリカの軍人たち。統率がとれている感じではないから勝手に傭兵なのかもと思った。
当たり前だけど、死を覚悟した男たちの集団が陽気なわけがなく、あまり言葉を発さないアメリカ人の大男たちの集団を間近にして過ごした時間。その空気は記憶から無くならない。

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この年はアフガニスタン戦争が激化した時期だと記録されている。

Jリーグが開幕して、今日も応援するチームの試合がある。
さっきテレビで、西へ避難するウクライナの人たちの不安な顔が大写しになっていて、15年前のことを思い出した。

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