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書評『行動経済学が最強の学問である』

 こんにちは!トモタメです。
今回は『行動経済学が最強の学問である』を紹介します。
私は、大学時代経済学部だったので、行動経済学という学問があることは知っていました。そこで、行動経済学が何が最強なのか?というのを仮説に立てて読んでいました。

もともと経済学は人は合理的な判断のもと行動するという前提のもと学問が成立してきた背景があります。行動経済学で特殊なところは、人は合理的な判断をせず、非合理に動くというというところです。それを様々な実験をもとに行動を明らかにしていくのが面白い部分です。

 私が思った行動経済学の最強なところは合理的に動かない人の行動を予測することができるところだと感じました。人が無意識の「認知のクセ」「感情」「状況」など複雑な要素が絡み合うことで、判断をしており、その3つの条件の行動を加味して、人は何に反応してお金を払うことになるのか?どうすれば人の印象に残すことが出来るのか?というのをある程度、予測することが可能になるのです。

だから、行動経済学が経済の基盤である消費行動を予測できる最強の学問なんだなと思いました。

自分の行動を見ても、そのときの瞬間に感情が湧いたものや興味を持ったものへ行動していることが多いなと感じます。特に「やってみたい!」「行きたい!」「見てみたい!」という気持ちが沸き起こった時、いてもたってもいられなくなります。

まさに「感情」による行動で消費活動をしているのが実感としてあります。

人がなぜそんな行動を取ったのか?後から見て判断できない行動はおそらくこの行動経済学を学ぶことで見えてくることでしょう!人の行動の秘密を知りたい方はぜひ一度読んでみてください!



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