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「わかりやすい」の罠

こんにちは!友為です。
今回は「わかりやすい」の罠というテーマでお話します。

このnoteでは「わかりやすい」ものばかり追い求めている人が陥る罠について解説しています。

一見「わかりやすい」は凄く良いことのように見えます。その文章や見えるものを理解しやすくなるからです。最初はもちろん知識が無いため、わかりやすいものから学習したほうが、知識を取り入れることができます。

ただそこには罠があります。それは、成長しなくなることです。わかりやすいものに触れ続けると、人は考えようとしなくなります。疑問を持つ余地なく教えてくれる本や教材は、人の考える力を奪っていきます。

本を読んでいても、わかりやすいものは、それが「正解だ」と思い込んでしまうところがあります
その知識から広げたり深めたりする応用をしなくなるのです。

 だから私は最近は敢えて少し難しい本を読むことにしました。難しい本って言っても専門書レベルではなく、哲学書入門レベルのものです。そういった本を読んで思うのは、本の内容はあまり理解できていないけれど、印象に残った言葉や知識の断片が頭に入るので、考えるきっかけになるのです。

この知識の断片の理解を深めたり、広げたりする応用する余地が少し難しい本にはあるような気がします。

 最近は効率良く学ぶことを重視されていますが、この風潮には疑問を持ちます。効率良く知識を入れたところで、それを活用する「考える力」がなければ何の意味もありません。

その人の使っている言葉や意味、何を言わんとしているのか?など自分なりに考えることで、最終的には人生を生き抜く力につながると思います。

人間は考える葦である。

パスカルさんは本当に凄い言葉を残したなぁ。

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