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子どもはなぜ同じことを何度も繰返すのか?

 こんにちは!友為です。
今回は「子どもはなぜ同じことを何度も繰返すのか?」というテーマでお話します。

 公園で散歩してたときにふと疲れたので、椅子に腰掛けました。休日だったので、2.3歳の子どもがたくさん遊んでいました。その中の1人の子どもを30分ほど観察していて、タイトルにある疑問を持ちました。

年齢はおそらく1歳半から2歳になる手前。歩けるけどもまだ、おぼつかないところもあるので、お母さんがずっと見守ってるような感じです。その子は同じ滑り台を20回以上滑ってるんですが、滑り終わった後、毎回ニコニコしながら、階段を登り始めます。

何でこんなにも繰返すのだろう?と考えてみた結果、おそらく彼の中で新しい発見を毎回しているような気がしました。例えば階段を登るにしても、滑り台を滑るにしても、一挙手一投足全く同じように登ったり、滑ったりすることはありません。タイミングや滑る速さ、階段を登る時の足の上げ方や、登る速さは全く異なります。

恐らく子どもの中で

階段を登る(右足をあげる→右足で踏み面を踏む→左足を上げる→左足で踏み面を踏む→頂上に着く)→滑り台を滑る(足を前に持って来る→お母さんにサポートとしてもらう→滑っている途中にお母さんの手が添えられる→滑り終わる)

これらの行動が毎回違うから、楽しくて、夢中になるのではないかと思います。そして、何度やっても同じ結果が出る安心感も子どもの中にあるのでは?と思います。

一方で大人になると、様々なことを経験し、脳が発達するため、1つ1つの行動を過去の経験と照らし合わせ、脳の記憶容量を空けるため、似たような経験として記憶されます。だから、大人が滑り台を滑ったとしても、新しい発見は無いのです。

滑り台を登る→滑る

この2つの記憶に留められます。結果も似たような感じになるので、一回しか滑らないのです。

子どもは好奇心の塊です。毎回新しい発見があると、そのことに夢中になるのではと思います。

私も幼い頃、『アンパンマン』『カーレンジャー』など擦り切れるまで同じビデオテープを見たとのこと。結果は同じなんだけども、そこに至るプロセスで子どもの中で新しい発見をしていたのだろうと思います。

さて、今回は子どもがなぜ同じことを何度も繰返すのか?というテーマでお話しました。もし、他にもご意見やご感想がありましたら、ご投稿いただけると嬉しいです!


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