TOMO(阪神ファン)

贔屓球団である阪神中心に野球を見ながら思ったこと考えたことを投稿しています。 阪神ファ…

TOMO(阪神ファン)

贔屓球団である阪神中心に野球を見ながら思ったこと考えたことを投稿しています。 阪神ファンや野球好きの方よろしくお願いします。

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阪神中野が描く新時代の2番像とは

はじめに  昨今、メジャーリーグでは「2番最強論」が流行しており、2番に長打力のある打者を配置する打順がトレンドとなっている。実際に、日本時代は主に3番を打っていた大谷もメジャーでは2番で起用されている。本記事では、2番に長打力のある打者を起用することは有効なのか、考察していきたい。 2番最強論のメリット2-1.メリット①打席が多く回る  まず、「2番最強論」のメリットから考察していく。この打順における最大のメリットはホームランを期待できる打者に打順が多く回るという点で

    • 代打長坂の引き金⁉6回裏の阪神坂本-大竹バッテリーの配球について

      4月13日、阪神は中日に逆転負けを喫し、引き分けを挟んで3連敗。借金は今シーズンワーストの3となった。 本記事では一挙に4失点を許した6回裏における阪神バッテリーの配球を振り返っていく。 場面① 6回裏 打者高橋周平 0アウト1塁 カウント:0-1 2-0で迎えた6回裏。先頭打者に四球を与え、迎える打者はここまで2安打の高橋周平。 初球を外のストレートでストライクを取った阪神バッテリー。しかし、続く2球目をライト前に痛打され、1塁3塁のピンチを背負うことになった。

      • 怪物ルーキー度会を阪神バッテリーはどう攻略すべきか

        3月29日にプロ野球が開幕した。 阪神は開幕から苦しいスタートを切り、2連敗を喫した。 しかし、3戦目では森下の活躍によるスリーランホームランを含む5-0の勝利で、連覇への道を歩み始めた。 その阪神は、今日から京セラドームで横浜DeNAとの3連戦に臨む。 DeNAの要注意選手が大型ルーキーの度会である。 度会は開幕から打率.385、ホームラン2本という、ルーキーとは思えないほどの抜群の活躍を見せている。 そのため、本記事では阪神バッテリーがどのようにして度会を抑えるべきか

        • なぜ阪神は優勝できたのか~強かった後半戦を振り返る~

           2023年9月14日、阪神タイガースが18年ぶりに優勝を果たした。  今年の阪神は、岡田監督の「勝負は9月」という言葉通り、9月に入り11連勝、8月も18勝7敗と後半戦に圧倒的な強さをみせた。  例年の阪神は、後半戦に失速することが多かった。では、今年の阪神は例年と何が違ったのだろうか。本記事では、「勝負の9月」を体現した岡田采配を取り上げる。 「明暗を分けたハマスタ3連戦」  5月、19勝5敗と大きく勝ち越した阪神は首位に立った。しかし、交流戦を7勝10敗1分けと負

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        阪神中野が描く新時代の2番像とは

          9月8日阪神応援 2位広島との直接対決1戦目を振り返る

          9月6日vs広島 4-1 勝利 アレへ向けて大切な2位広島との直接対決。阪神は勝利し、アレへのマジックを10に減らした。 阪神先発は村上。8回途中まで投げ1失点と圧巻のピッチングを披露した。この日は投げる球種全てが絶品だった。 ストレートは基本的にはコントロール抜群。また、やや高めに浮いた場合であっても、空振りやファールを奪うなど球威も抜群であった。 変化球は何度も空振りを奪ったフォーク。カットボールは左打者のインコースに食い込むボール、外のボールゾーンからストライク

          9月8日阪神応援 2位広島との直接対決1戦目を振り返る

          なぜ、三振数リーグ1位の阪神打線は得点数リーグトップなのか

          はじめに 現在、阪神は451得点でリーグトップとなっている。本塁打数は61でリーグ5位と決して長打が期待できる打線ではないにも関わらず、なぜ、阪神打線は得点を量産出来るのだろうか。本記事では、阪神がセリーグ1位である、三振、犠牲フライ、併殺打の3つに焦点を当てていく。 ①三振 8月27日の試合終了時点で、阪神打線は960三振でリーグ1位となっている。一見、三振が多い打線というとネガティブな印象を受ける。しかし、筆者は三振が多いことは阪神打線が得点数リーグ1位となっている

          なぜ、三振数リーグ1位の阪神打線は得点数リーグトップなのか

          阪神梅野と坂本における配球の違いとは

          はじめに 首位を走る阪神はキャッチャーを梅野と坂本の2人が守っている。現状、梅野は離脱してしまっているが、ここまでリーグ最少失点の阪神投手陣を支えている捕手2人。そんな2人は配球面でどのような違いがあるのだろうか。 筆者は梅野と坂本のリードの違いを梅野が「対戦打者が嫌がる配球」、坂本が「自軍の投手の良さを引き出す配球」であると考えている。本記事では、梅野、坂本ともに西純矢とバッテリーを組んだ8月8日巨人戦、8月15日広島戦を中心に2人のリードの違いを考察していく。 *球

          阪神梅野と坂本における配球の違いとは

          なぜ阪神は本塁打数リーグ5位にも関わらず得点数1位なのか

          現在、セリーグ首位を走る阪神タイガース。そんな阪神は本塁打数、53でリーグ5位にも関わらず、得点数は396とリーグトップとなっている。その要因を筆者は、1,2番の出塁率が高いこと、8番木浪の好成績の2つが大きな要因であると考える。 *出典はスポーツナビです。 *成績は8月12日の試合後のものです。 ①1,2番の高出塁率 阪神の得点数を支える大きな要因として、1、2番の高出塁が挙げられる。以下はセリーグの出塁率ランキングである。  表から分かることは以下の通りである。

          なぜ阪神は本塁打数リーグ5位にも関わらず得点数1位なのか

          夏休みの目標

          今日、前期最後のテストが終わり晴れて夏休みに突入いたしました!!(まだ、レポートが残っているのは内緒(笑))。 今年の夏休み私の目標は次の3点です。 ①noteの記事で200ビュー、20スキを達成する。 現在、私の記事で最もビューが多いのは75です。その記事はこちら スキは4です。その記事はこちらhttps://note.com/tomothebaseball/n/n5015fc6d5137 このようになかなか伸び悩んでおります。なんで夏休み頑張って200ビュー、20スキ

          なぜDeNAは3位に転落したのか

          6月、交流戦優勝を果たし、阪神との首位攻防戦に3連勝した横浜DeNAベイスターズ。勢いそのままに首位を独走すると思われた。しかし、まさかの前半戦3位フィニッシュ。本記事では交流戦勢いに乗ったチームはなぜ、失速したのかについて取り上げる。 ※選手名は敬称略です。ご了承ください。 ※データはスポーツナビから引用しています。 ※成績は7月17日終了時点のものです。 要因①偏った先発ローテーション DeNAは交流戦明けの阪神との首位攻防戦に今永、東、バウアーを先発させた。今永は

          なぜDeNAは3位に転落したのか

          岡田監督の梅野批判から考察する名捕手が絶滅した理由

          岡田監督の梅野批判概要 7月8日のヤクルト戦後、阪神岡田監督は、捕手梅野に苦言を呈した。内容は、同点で迎えた7回、2死3塁、打者長岡に対して2ストライク0ボールから与えた死球の場面について。インコースを要求する必要のない場面であったという指摘であった。 批判から感じる違和感 確かに、打者の長岡は外のストレート、スライダー共にタイミングがあっておらず、同点のピンチという状況的にもインコースを要求する必要のない場面であったと思われる。その点、岡田監督の指摘は内容には問題ない

          岡田監督の梅野批判から考察する名捕手が絶滅した理由

          エース復活!! 青柳の好投を振り返る

          はじめに 阪神青柳が復活の白星を挙げた。 5月19日以来の一軍登板となった青柳は7回を投げ2失点と好投し、約2ヶ月ぶりの勝ち星を手にした。 昨シーズンとは別人だった今シーズン 登録抹消前の青柳は、昨年とは別人であった。昨年は、ストライクゾーンを広く使い、打たせて取るピッチングができていた。しかし、今シーズンは、左バッターに対してインコースにフォーシームを投げ切ることが出来ておらず、外一辺倒な配球となってしまっていた。結果、左打者に痛打をくらうシーンが多くみられた。 今

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          左ピッチャー先発時に前川をスタメンから外すのが愚策な理由

          はじめに 阪神の前川は左ピッチャー先発時にはスタメンから外されることが多い。では、本当に左ピッチャー相手には左バッターである前川を外すことが有効なのだろうか。結論から述べると、筆者は有効でないと考える。 左ピッチャー相手には右バッターを使うことがセオリーとなった理由 そもそも、なぜ左ピッチャー先発時には、右バッターを起用することがセオリーなのだろうか。 過去の左ピッチャーを振り返ると岩瀬仁紀や工藤公康などのように左バッターから逃げていくスライダーやカーブを決め球とする

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          阪神ファンからみた好調阪神岡田監督の良いところ悪いところ

          #文春野球フレッシュオールスター2023   はじめに  7月1日現在、阪神はセリーグ首位に立っている。本記事では、躍進を続ける阪神タイガースの監督である岡田監督の良いところ、悪いところについて取り上げていきたい。 良いところ①フォアボール数の増加  良いところ1つ目はフォアボールの数を増やした点である。岡田監督は就任以来、フォアボール数の増加をチームの目標の1つとしていた。その結果、7月1日現在、阪神のフォアボール数は252個とセリーグでダントツの1位である。岡田

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          DeNA戦3連敗が岡田監督の名采配である理由

           はじめに  悪夢の3連敗から2日後、甲子園に帰ってきた猛虎戦士は中日に大勝し、首位を奪還した。本記事では最短での首位奪還を可能にした阪神の交流戦明けにおける先発ローテーションについて取り上げる。 DeNA、中日3連戦の先発投手から考える岡田監督の狙い  首位攻防戦となった横浜スタジアムでのDeNAとの3連戦。阪神は3連敗を喫し、首位の座を明け渡すこととなった。勝負どころで1番最悪な結果となったことにより、多くの阪神ファンは失望することとなった。しかし、この3連戦、岡田

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          俺が考える阪神最強打順

          はじめに  阪神打線のバットが湿ってしまっている。開幕後、状態の良かった阪神打線だが、ノイジーの不調により打線の中核である3番打者が固定できていない。そのため、本記事では、阪神の得点力不足を解消するため、行うべきである打順変更案について記していきたい。 変更案① 1 中野 2 木浪 3 近本  一つ目の案は、近本の3番起用である。その場合、1番に中野、2番に木浪を起用することが最適であると考えた。  この打順は、1〜3番まで足の速い打者が並ぶ。そのため、機動力や小技を活

          俺が考える阪神最強打順