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マックルモア&ライアンルイスのSame Love が好き

昨日ツイッターを見ていたら、海外の、とても心温まる動画を見つけた。
大画面のスクリーンが外に置いてある。スクリーンの後ろには人がいて、その人たちをスクリーンが骨だけ映し出すというものだ。スクリーンに映っているのは、その人たちの骨のところだけ(ガイコツのよう)なので、性別や年齢など全く分からない。スクリーンから出てくると同性カップルだったり、人種が違うカップルだったり、宗教が違う友達だったり、障がいを持った妹と姉だったり。愛には性別や人種、宗教、障がいなどは関係ないんだよということを教えてくれるとても温かい動画だった。

僕は、その動画に使われている曲がとても気に入ったので調べてみることにした。それは、マックルモア&ライアンルイスのSame Loveという曲だった。グラミー賞も取っているらしい。早速ラインミュージックで検索して聴いてみた。最初の方はラップっぽいがラップほどノッているわけではなく、訴えかけるような感じだった。サビはゆったりしたメロディーと優しい声で最初の方とは違って、語りかけるようだった。
どんな歌詞なのだろう?と思い、ググってみた。それは同性愛をテーマにした曲だった。
歌詞をあんなにじっくり読んで曲を聴いて、泣きそうになったのは星野源のFamily Songを聴いて以来だった。僕の心の声を代弁しているかのようで気持ちよかった。僕はトランスジェンダーで人を好きになるのに性別は関係ない人だ。どちらかというと女の子の方が好きになることが多いけど。自分にとってソウルソングになるだろうと思った。

特にここの歌詞に深く共感した。
And I can’t change
わたしは変わることなんてできない
Even if I tried, even if I wanted to
たとえ変わろうとしても、変わりたいと思っても
And I can’t change
わたしは変わることなんてできないのよ
Even if I tried, even if I wanted to
たとえ変わろうとしても、変わりたいと思っても
My love, my love, my love
これがわたしの愛なの、これがわたしの愛の形なの

僕は時々、自分がトランスジェンダーじゃなければ、このままこの身体に従って女として生きていければどんなに楽だろうかと思うことがある。胸を取る手術もしなくていいし、名前だって変えなくていい、就活のときに自分がトランスジェンダーだってことを説明しなくていい、法的な結婚だってできる。でも、僕は変わることなんてできない。変わりたいと思っても。自分がトランスジェンダーだということを、ジェンダー・アイデンティティは男だってことを、変えることはできるないんだ。
そして歌詞にあるこれが私の愛なのと言えるような大切な人ができたらいいなぁ。

今の僕を支えてくれる曲に出会えて嬉しい限りだ。
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