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注目しているスポーツベンチャー企業(1)

今回は、スポーツ領域でチャレンジをしているベンチャー企業を紹介していきたいと思います。
日本国内でもスポーツ市場の拡大に向けて様々な取り組みがされていますが、本日はグローバルの視点で新しいテクノロジーを活用しながら活躍している、もしくは活躍しそうなベンチャーを紹介していければと思います。

Piing

スタジアムなど、大きなビジョンがあるエリアで楽しめるサービスを提供しているのがPiingです。Piingは、30~100,000名以上のファンが参加できるゲームとなっており、会場内で一体となり楽しめるゲームを提供するサービスです。会場内に設置されている大型ビジョンに投影されるゲームを、会場にいるファンのスマートフォンから参加して楽しめるゲームとなっています。ファンは、アプリをダウンロードすることなく、QRコードを読み込むだけで楽しめるゲームとなっており、プレミアリーグやブンデスリーガなど既に多くのスポーツチームに活用されているサービスです。

ARound

過去の記事でも紹介した企業ですが、この企業はインタラクティブなゲームなど没入型のモバイル製品を通じて、会場内での体験を変革することにチャレンジをしている企業です。
2021年に設立され、現在はロサンゼルス・ラムズやミネソタ・ツインズなどと連携しており、これまでにない体験を提供しています。

Fanhub

FanHubは、イギリスの会社でファンに対してチームへの応援をさらに楽しませるコンテンツを提供するサービスです。2021年にローンチされて以来、既に100万ダウンロードを突破しており、Blockchange Venturesなどからも資金を調達するなど、急拡大しているベンチャー企業です。
利用者は、お気に入りのチームをフォローしたり、観戦した試合を記録したり、試合の予想ゲームに参加することでポイントを獲得することができます。このポイントは、ドリンクやチケットなどと交換することができ、試合日以外のアクションが試合観戦や試合体験のサポートに繋がるような設計がされています。

Tickets For Good

プロスポーツチームや興行主にとっては、ライブイベントに多くのファンを呼び込むことは非常に重要だと考えています。このサービスは、イベント主催者と協力し、国民健康サービスや慈善団体への無料チケットの配布や割引チケットの提供を支援するプラットフォームとなっています。余っているチケットを活用し、より多くのファンの手に渡るようになっただけでなく、社会貢献にも寄与するという取り組みを行っている団体です。

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