見出し画像

休むことが、怖い。

「休むことが怖い。」
そんな生徒さんの一言に、
ドキッとしたことがありました。


彼女は、人間関係で
心がぐちゃぐちゃになるような
辛いことがあって。


そんな気持ちを抱えている自分が嫌だから。
毎日予定をパンパンにしていました。



なぜかというと、
ふと頭をストップする隙間時間ができたら
心がどうしようもない辛さに支配されて。

忙しくしているほうが
楽な気がしていたから。


「でも、なんだか本音から
逃げているみたいで…よくないですよね。」
と、彼女は寂しそうに笑っていました。

 


何かしていないと、
自分が自分じゃなくなる。


気持ちと向き合うことが怖くて。
自分の心の蓋を開けると
平常心が壊れてしまいそうなとき。


そんな、心を空っぽにしていたい
瞬間ってありますよね。

(私も昔、とても居心地が悪い場所だけれど、離れられなかった経験があります…またタイミングがきたら書いてみようと思います)


もし、本音と向き合うことが怖かったら…


まずは、自分を守るために
忙しくすることを選んだ自分を
褒めていいと思います。


どんな感情も、
自分や誰かを守るためだったり。
過去の自分を救うためだったり。

必死に生きるために
必要だから生まれてくると思います。


だから、そんな自分も
逃げていると否定したりしなくていい。


心のどこかでは解決したい
モヤモヤや苦しさと
向き合うことが難しいとき。
向き合っても、どうにもならないとき。


人の話をただ聞いてあげるように
自分の気持ちにも
寄り添ってあげることも大切です。


でも、頭も体も忙しいことに、
ふと疲れたら。


ヨガをする時間は、ポーズや呼吸。
体の中の繊細さに集中します。
忙しくするだけではない
気持ちの向け先を知ることもできます。


初めの【逃げている気持ちがした】
という生徒さんも。


ヨガは自分のままで
いられるので好きです。
と、言ってくれました。


気持ちの受け止め方も
自分に優しくあってほしい。


どんな自分にも優しくあってほしい。
だから私はヨガを伝え続けたいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?