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雨が好きと言えない嘘つきな子

訪問ありがとうございます。tom.4です☺︎

HSP、コミュ障、人見知り…

の私が

生きづらかった人生を変えていく記事を記載しています。



前回の記事では

私の幼少期変わった子が、

普通の子になりたくて、
もがきながら生きてきた様子の記事を書きました。

同じ境遇の方に

届いていただけたら嬉しいと思います。


今回の記事は、

私が自分の好きな事も言えず、

何が好きなのかも、

分からなくなってしまった…

幼少期の葛藤を描いています。



みなさんはこんな体験はありませんか?


好きな事、物があるのに

周りの目や、評価を気にした事はありませんか…

【好き】が分からなくなった事はありませんか…



私は幼い頃、雨が好きでした。

雨の匂い。

雨が降り続ける様子。

木の葉に雨が落ちる。

空を見上げれば、次々と雨が降ってくる。

雨は何処からくるのだろう…

次から次へと雨が降ってきて不思議だなー

こんなに沢山の水が空にあるなんて

面白いなー


神様の涙だったりして…

何か悲しい事があったのかな?

それとも嬉し涙かなー?


そんな事を次々と考え、

とてもワクワクした気持ちになりました。


雨が強くなったり、斜めになったり、

急に晴れ間が差したりと、

時間を忘れて、

いつまでも、いつまでも

見ていられる…。

家の中から雨を眺めるのが大好きでした。



大人達は、

『今日雨なんだ!嫌だねー。』と会話をしている。

テレビの天気予報のお姉さんも

『あいにくの雨です。』


お友だちも、

『雨なんて最悪。』

『早く止むといいね。』


自分が【変わった子】と言われないように、

敏感になっていた私は、

みんな雨が嫌いなの?

雨が好きなんて言ったら、また変な子と言われるかも…と

考えるようになりました。


雨が降ってくると

『雨が降ってきたー!ついていないなー』

『早く晴れないかなー』

雨に対する悪い言葉ばかり耳に入ってきて


やっぱり雨はダメなんだ…

雨を喜んでいる私なんて、

やっぱり変な子なんだな…

誰にも言わない事にしよう。


私もみんなと一緒に

雨が降ってきたら

『今日雨なんて嫌だね。』と言わなくちゃ。


言わないと普通の子じゃないよね…。と


いつしか、

心とは裏腹に、

雨嫌だね。と嘘をつくようになっていました。


これは大人になるまで

誰にも言えず、

自分自身でさえも、

雨が好きと言う事を忘れて

何十年も生きてきました。


自分の好きを言えずに、

自分の事を封印して過ごしていました。


気づかないうちに

とても苦しく辛い思いをしました…。



自分の好きと相手の好きが

違っていても、

おかしい事でもなんでもないよ。


自分が嫌いな事を

好きな子だっているんだよ。

それでもいいんだよ。


みんな同じじゃないから…

同じにしなくていいから。


みんな違う人間で

同じ所、違う所があって

人それぞれで素敵だよね。


自分らしく堂々と生きて行こう。



私は、

雨が好き。雷が好き。

ひとりが好き。

でも、

晴れが好きで、雷が嫌いで、

みんなと居るのが好きな子を

変な子なんて思わないよ。


みんな違うって楽しいね。






あなたは好きな事、物を好きと言っていますか?

自分には嘘をつかないで…



周りに自分が苦手な事や物を、

好きと言ってる人を

どうか…

否定しないでください。


みんなが自分の好きに、

自分の心に、

正直に過ごせる日々を願って…



最後まで読んでいただきありがとうございました☺︎


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