見出し画像

ついに夢が叶う

念願のバイト生活が始まりました。日本食レストランで働くというのは海外留学をしている人なら、大した夢ではないかもしれないけど、この私にとってはとても壮大な夢です。

英語を伸ばすならウエイトレスをした方がいいよと言われ、私レベルの英語力なのにウエイトレスをさせてらもらっています。

オープン前に「海外 レストラン 接客フレーズ」でググって、来客・オーダー・配膳・会計などでよく使うフレーズをひたすらメモしまくりました。
たくさんあればあるほど、私の脳みそはパンクします。

オープン初日、超緊張しながらお店に行ってみると、まさかの日本人スタッフが3人もいたのです!!!マジ!ラッキー!
彼らが仕事の流れを日本語で説明してくれて、お客さんがきたらこういえばいいよというのをひたすら教えてくれました。神~!!!英語で説明されていたら、ここまでスムーズに仕事を覚えることはできなかったと思います。

30年ぶりのレストランバイト。本当にできるのかドキドキでした。初日はてんやわんやでしたが、毎日仕事をしているうちに徐々に慣れてきました。

日本食レストランでよかったのは、メニューの内容がわかること。Sushi、Yakitori、Yakimeshi、Sashimi、Karaage、Tsukune、Hiyayakkoなどなど、ところどころ日本語のメニューがあるので、初心者の私には助かりました。そしてその説明も日本人だからちゃんとできます。お客さんにおススメを聞かれても、ちゃんと答えられます。そしてなぜか私が日本人であることにお客さんは満足しています。日本人には日本人ブランドみたいなものがあるなと感じています。

そして、なによりお客さんがとにかく優しい。私のカタコト英語にしっかりと耳を傾けてくれて、ちゃんと伝えられたら「グレイトだよ!」と笑顔でこたえてくれます。

日本が好きなお客さんは「アリガトウゴザイマース」「イタダキマス」「ゴチソウサマデシタ」なんて話してくれたりします。

おしゃべり大好きな私としては楽しくてたまりません。おしゃべりなアイルランド人は話が止まらなくなることもあります。そんなネイティブなアイルランド人と楽しくおしゃべりができるようになっている自分にとても充実感を感じるのです。

英語でうまく伝えきれないこともありますが、必死に身振り手振りで説明する私をお客さんは笑顔で迎え入れてくれます。
これは日本ではありえないことだなと思います。日本のお客さんなら「スタッフならちゃんと説明できるように把握しておけよ」となりそうですが、そんなことは絶対にありません。彼らにとって、それはおそらく当たり前のことなんだろうけど、日本人にはない心の広さを感じます。

私が「今、ダブリンで英語の勉強をしている途中です」というと、「僕も今、日本語を勉強しています」と言って、カタコト英語とカタコト日本語で笑いあうのです。

日本食というブランド

このレストランはダブリンの日本食レストランの中でも少し高めの設定だと思うのですすが、毎日多くのお客さんがきてくれます。

日本人も日本人以外のお客さんもたくさん来てくれます。

そしてみんな、とてもおいしい、アメージングだ!ファンタスティックだ!と言って食べてくれます。たまに残しているのを見かけるのはキムチくらい。おそらくキムチはヨーロピアンにとって辛すぎるのだと思います。

リピーターのお客さんも本当に多いです。日本食がなぜこうも人気なのかよくわかりませんが、みんな上手に箸を使って食べてくれます。枝豆と漬物と日本酒でチビチビと飲んでいるアイルランド人もいます。思わず「エクセレントセレクトだね。あなたは日本人なの?」と声をかけてしまいます。

炙りサーモンのにぎり(10.95€)
焼き鳥の盛り合わせ(17.95€)
チキン唐揚げ(7.95€)
期間限定!サバの塩焼き(16€)
宮崎和牛ステーキ(特価)
胡麻のカクテルと抹茶のカクテル(各12€)

Instagramはこちら。ダブリン2、テンプルバー、リフィー川のすぐそばの好立地なところにあります。

ダブリンにお出かけの際はぜひご来店ください!なんちゃってー(←これが昭和)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?