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小学生向け国語辞典5冊をえいやと買った理由

2月末で勤めていた会社を退職し、3月から新しい職場で働き始めました。
それで、ひとまず仕事をやり終えた、ごほうび的な意味を込めて、小学校向け国語辞典を5冊一気に購入しました。

どうして「小学生向け国語辞典」を「5冊」「ごほうびで」と思われるでしょうが、今が買い時なのです…!

小学校向け国語辞典の最新版が5社から発売された

国語辞典の改訂(リニューアル)は4・5年くらいで、長いものはもっとかかります。
ですので、改訂版が発売される国語辞典は、年に数冊で時期もばらばらなんじゃないかと思われます。

しかし、今回、小学生向け国語辞典は、2019年11月から2020年1月までの2か月間に5社から改訂版が発売されたのです。

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以下、各社の小学生向け国語辞典のアマゾンへのリンクを掲載しておきます。

新レインボー小学国語辞典 改訂第6版(学研プラス)

例解学習国語辞典 第11版(小学館)

小学新国語辞典 3訂版(光村教育図書)

例解小学国語辞典 第7版(三省堂)

チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版(ベネッセ)

改訂版の発売が相次いだ理由

小学生向け国語辞典の改訂が相次いだ理由は、2点あるかと思います。

1.新学習指導要領への対応
2020年度からスタートする小学校の新学習指導要領に向けて、国語辞典も対応しなければならなくなりました。
具体的には、小学校で習う漢字の配列が変わり、都道府県の漢字を掲載する必要があることです。
また、新学習指導要領では語彙の習得・充実も掲げられていて、そうした観点からも応える辞典が求められました。

2.フルカラー化時代への進化
2~3年ほど前から、一部の小学生向け辞書でフルカラー化が始まりました。
書店で辞書をぱっと見比べたとき、色数が限られたものよりもフルカラーの方が目立ち、子供が喜びそうだと感じて選んでいく保護者の方は多くいそうです。
ですので、次の改訂は漢字を少し追加させるだけでなく、フルカラーにして全面変更しなくては太刀打ちできないと各社考えたのだと思います。
実際、5社のうち、フルカラーで発行したのは4社でした。

こうした事情もあって、2020年度の学習指導要領改訂前に、小学校向け国語辞典のリニューアルが一気に行われたのだと思います。

ほぼ同時に出そろったから、比べ甲斐抜群!

上記のように改訂事情を書いたのですが、こんなに各社足並みそろえて国語辞典を改訂するなんて、滅多にない! と感じています。
だからこそ、5冊一気に買って、読み比べたら有意義だろうなあと思い、置き場をどうするんだというためらいを振り切って購入した次第です。

購入後、まずは各辞書の基本情報をまとめてみました。

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光村の国語辞典は2色刷りのため、他の辞書よりもやや価格が抑えめです。
また、1語あたりや1ページあたりの値段については、各社本体以外にも付録ポスターや付録冊子が多くついており、単純計算はしないほうがよいかなと思っています。

何より、もっとも知りたいのは中身の読み比べだと思いますので(自分が早く読みたいだけでしょうか…)、引き続き、このnoteで読書記録をつけたいと思っています。

※2020年5月8日追記

この記事をお読みいただき、ありがとうございます。
国語辞典の比較を行った記事を下記に掲載していますので、あわせてご覧いただけるとうれしいです。



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