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水の見る夢

昨日は、観命学ワークショップ受講者のMさんからご依頼をいただき、ブランディングのためのプライベートなワークショップ「自分工房」を開催しました。

はじめは命式のおさらいから。
基本のワークショップで土台を理解してもらっているので、話が大変スムーズ(楽~)。
こちらもワクワクしながら、Mさんのやりたいことについて聞かせてもらう。

Mさんの日主は「壬(みずのえ)」。
やはり壬らしい、そしてこの命式の人ならではと感じる、自由でスケールが大きくて、けれどもしっかりと現実的な質量を伴う夢。

水(壬、癸)に限らず、陽の日主(甲、丙、戊、庚、壬)は、興味や行動のベクトルが外へ外へ、広く、遠くへと拡がり、反対に陰の日主(乙、丁、己、辛、癸)は、より地に足のついた範囲で、内へ深く深く向かうエネルギーを感じる。

壬の見る夢は、大海へと続く。
どんな道を、風景をたどるのか、わからないまま、決めないまま、壬の冒険は続く。そのおおらかさ、細かいことへの淡白さもまた、壬の強さであり魅力。

最近、鑑定やカウンセリングをしたり、そうではない場面で人と関わったりしながら、私は灯台のような存在でありたいな、と思う。
導くなんて土台できないし、照らす、というのもおこがましく感じるけれど。

ここに灯をともしている。
それは、時にはランドマークで、時には「いってらっしゃい」で「おかえり」。暗い海に一人ではないとささやかな光を投げる存在。

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