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【動画要約】子育てNOT TO DOリスト

今回は、前から気になっていた「子育てでやってはいけないこと」を要約しました。
正直、耳が痛いことが多い内容でした泣
ですが、このTo Doリストをやらなければ、子育ては大丈夫だ!と考えを切り替えることにして、毎日の子育てに取り入れていきたいと思います。


親が嘘をつくと子供の性格が歪む

研究実施施設
トロント大学

研究内容
シンガポールの若者349人対象
子供時代に「親にどれくらい嘘をつかれたか」「大人になってからどれくらい両親に嘘をついたか」を調べた


上記の研究結果
・子供の頃、親に嘘をつかれていた人ほど、両親に嘘をついていることが多い
・ルール違反が増えた、他人への暴力を行う頻度が増えた
・利己的な性格になりやすい

ポイント
・子供についた嘘は、後々自分に返ってくる
⇒子供の問題行動が増えてしまう
・自己中な人間になってしまう
⇒自分が良ければ他人はどうでもいい
・親は都合の悪いことでも、なるべく子供に嘘をつかない方がいい


親のスマホ利用が、子供に悪影響を及ぼす

研究実施施設
ミシガン大学 

研究内容
170の家庭を対象
両親がスマホやタブレットをどれくらい使っているか調査
スマホやタブレットの総合時間と、子供の問題行動を比較した

上記の研究結果
両親のスマホ利用が多いほど、子供の過敏症や、癇癪持ちや、多動性が多くなった

ポイント
・子供は、親の注意を引かないと生きていけない
・親がひたすらスマホを使っていると「自分に注目が集まっていない」と、子供は感じてしまう
⇒生物として危機を感じるのかもしれない
・人間はスマホが置いてあるだけで、コミュニケーションが疎かになってしまう


母親はSNSを見てはいけない

研究内容
2008ー2009年に第一子を出産した母親154人と父親150人対象
Facebookとマイスペースの利用状況を測定。
親のメンタルの状況に関係があるのか調べた

上記の研究結果
・母親の方が父親よりもFBを利用していて、SNSの利用が増えた
・母親のFB上の友人にリアルな家族や友達が多い場合、親のメンタルが良好だった
・SNSのコンテンツ管理が高いほど、育児のストレスレベルが高くなっていた
※コンテンツ管理…友達の追加、削除、写真の削除など

ポイント
・子供に向けるはずの注意力をSNSは奪ってしまう
⇒母親になればなるほど、SNSの利用頻度が増えてしまうかもしれない
⇒SNSの使い方に気を付けよう
・子育て中は、どうしても育児最優先になってしまう
⇒育児最優先になり、友達との交流が遠退いてしまう。そのため
⇒親がストレスがたまってしまい、問題行動を起こすことが多いのではないかと、思われる。
⇒リアルな友達とつながっている感覚が多いほどメンタルが安定する
・母親は完璧な育児に対するプレッシャーが大きく、このプレッシャーをSNSが加速させてしまう
⇒SNSを見て、他人の家庭と自分を比較してしまう


親の行動で、子供の遺伝子に悪影響が出てしまう
親が冷たいとテロメアが縮む

研究実施施設
ロアニンダ大学 

研究内容
前向きなポフォート研究
・1976年からカリフォルニア州の人たち34000人を対象
・2002-2007年間でアメリカとカナダの96000人を対象
・親の育て方がテロメアと親の育て方の関係を調べた研究

※テロメア…人間の遺伝子にの染色体の端っこの部分にくっついているキャップのような形状のもの
細胞が分裂すればするほど、テロメアは減ってしまう。一定以上減ると、細胞が死んでしまう。
テロメアが減ると、老化が早くなってしまい、病気にもなりづらい
 

上記の研究結果
・母親の育児スタイルを温かい/冷たいと回答した人たちのテロメアを比較すると、「育児スタイルが温かい」と回答した人の方が、テロメアが平均25%も減少していた

・実験の調査中に「肥満だった人」「教育を受けていなかった人」は、
冷たい育児スタイルの子育ての影響を受けやすかった

ポイント
・親が冷たくても成功できる場合はあるが
テロメアへのダメージが大きかったのが、太っている人と教育レベルが低い人である
・幼少期のストレスが増加すると、テロメアが短くなってしまい早死にする



両親の喧嘩はどこまで子供に有害なのか

研究実施施設
ノートルダム大学

研究内容
9-18歳までの男女113名対象
「両親の不仲レベル」「子供の感情コントロールが下手か」を調べた

上記の研究結果
・親同士が子供の前で喧嘩をしても、あまり害はなかった
・親同士の対立が解消されないと、子供は、鬱や不安傾向が強くなった
・10代の子供の方が幼い子供よりも、親子間の不仲と、子供の情緒不安定に相関があった


ポイント
・子供の前で両親が喧嘩しても構わない
⇒ただし、その問題をその都度解決すれば良い
・子供が10代になったら、両親の喧嘩はやめた方がいい
・過去に自分が親にされて嫌なことを思い出してみる
⇒一番子供の気持ちを理解するのに良いのは
「自分が子供だった時に、親に〇〇されたら、どう思うか」というのを考える


子供に男性の理想像を教えるのは危険

研究実施施設
アメリカ心理学会

研究内容
西洋文化特有の理想的な男性像は、子供に悪影響を与えることを指摘している

上記の詳細
・「理想的な男性像」は子供のメンタルに良くない
・感受性の欠如が起きる
・理想的な男性像へのプレッシャーが強くなる
・攻撃的な行動が増えてしまう

ポイント
・感受性が低下すると、感情表現が下手になる
⇒感受性が高いほど、アートや芸術に反応しやすい、他人の感情に敏感になりコミュニケーションがうまくなる
・完璧主義になってしまう
⇒「理想的な男性像にならなければならない」「理想的な男性と結婚しなければならない」と考えてしまう
・攻撃的な行動が幼少期に増え、特殊なセラピーを受けないと長期的に持続してしまう


DaiGoさんの考え
「母親なんだから」「女性なんだから」「男なんだから」
このような理想像を押し付けるのは非常に良くない。
理想像を押し付けられると、完璧主義者が感じるストレスと同等のものを感じてしまう


体罰を受けた子供は暴力的になる

研究実施施設
ミニソン大学

研究内容
10-15歳の134人の親子を対象
「体罰についてどう思っているか」「親がどれくらい体罰を使っているか」を調べた

上記の研究結果
・親が体罰を使うと、子供も暴力的なり、子供も暴力の被害に遭いやすくなる
・親が体罰を使わない子供は、暴力的な行動をとらない

ポイント
・暴力的な行動をとる人は問題に巻き込まれやすい研究データもある
・10代の若者が、挑発的な行動をとってきても、挑発を無視することを推奨している(米国小児科学会)
・親がどんなに怒っても、子供に暴力だけはしないということを態度で示そう


厳しい言葉や厳しいしつけも破壊的な結果をもたらす

研究実施施設
ピッツバード大学

研究内容
10の公立中学校の967人の青年と保護者を対象
子供たちの精神状態、親子関係の質などを調べた


上記の研究結果
・厳しい言葉でしつけされた子供は、抑うつ症状の上昇が見られた
・言葉による悪影響は、体罰による悪影響と同等の悪影響がある
・親と子供がどんなに仲が良くても、強い言葉のしつけが行われていると、子供に悪影響がある

ポイント
・厳しいしつけをされた子供は、破壊的な行動や攻撃的な行動をしやすい
・直接的な行動を注意するのではなく、「他人との比較」で恥の感情を感じさせることは、最悪
・子供が「悪いことをしてしまったな」と思える、または「客観視できるように」子供を注意をしなけれなならない
・子供が反発してくるくらいの、しつけや叱りはNG


親は子供の不安やストレスを甘く見がち

育てられた側の経験や知識があるが、子育てで失敗するのはなぜか。
子供の頃の気持ちは覚えているが、親になると分からなくなる。

研究実施施設
カリフォルニア大学

研究内容
4-11歳の心理的に健康な子供を対象。
心配なことがあるか質問した(パニック、分離不安、社会的なことなど)
一方で、研究対象の子供の両親にも心配事の質問を実施し、子供と両親の回答を比べた


上記の研究結果
・両親は子供が感じている不安を「過小評価」する傾向があった
・親は、子供のことを楽観的だと考えてしまう

ポイント
・子供のころ、自分も不安だったことを思い出して、子供と接してあげる
・「親は自分のことをわかってくれない」と子供は思ってしまう
・子供たちが「知らないこと」「分からないこと」に怖がっていたら、子供たちに寄り添ってあげよう
⇒子供の不安に気付きづらいので気を付けてあげよう


まとめ

「あー、これ言っちゃった」「こんな言い方、子供にとってはよくないんだろうな」と分かっていても、つい子供に怒ってしまったり、イライラすることありますよね。
いつもご機嫌なママでいられるように、自分のメンタルは整えよう。そして、子供にストレスを与えてしまったときは、きちんとストレスケアをしてあげる。
親として出来ることはしっかりやろうと思いました。

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