私のペースでいい(よわよわ美大生日記14)

9/20(月)
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私のペースでやればいいんだ。って気づけた。入学してから今日でやっと。

上手くはないけど、頑張った。私は私が描いたこの作品が好きだ!

って思えるものを作れたからです。

今までずっと焦ってた。焦るだけで何も出来てなかった。
0か100かの思考に囚われて、「周りより劣っているから、どうせ頑張ったって悲しくなるだけだ。それなら最初から頑張らない」と0を選んでた。
「1番になれる見込みがある」時しか全力を出したことがなかったし、高校まではそれで全然、何でかわかんないけど地味〜に上手く、嫌な思いをせずに生きてこれた。
だから頑張り方がわからなかった。食らいつき方がわからなかった。

たぶんこういう私みたいな人多いんじゃないかな?

そんでもって、

(こんなことで、こんな初期段階で心が折かけるとか、私美術に向いてなくない?)

(私って評価されるために絵を描いてるの?褒められたくて美大に入ったの?)

こうやって自分の美術に対する気持ちへの疑いばかりが頭を占領していった。だけどその間も課題はどんどんやらなくちゃいけなくて。

学校で友達と話せるわけでもない。
同級生の状況を知るには、大体いい所だけが切り取られるSNSを使うしかない。

だから焦ってた。SNSで普段見るのはTLでしょ?一人一人のホームを見たら皆いろいろなペースで頑張ってるって分かるけど、TLには毎日たくさんの作品が上がってるから、私だけが何もしてないように錯覚する。

ただ昨日は〇〇さん、今日は××さんが上げてるだけなのに、ナゼか皆が毎日作品を作ってるように感じるの。ほんと馬鹿みたいだけど笑
余裕ないとそうなっちゃうんだよ。

そこでSNS断ちをした。
そしたら、いい感じで自分のペースが戻ってきた。

周りを気にしない、というか周りに誰もいなくなるから、自分と向き合うしかなくなる。自分の限界との勝負になる。

そしたら頑張れた。
「皆の中で1番上手い」じゃなくて、「今までの私の中で1番上手い」を目指すほうが私の性に合っていた。

SNSとは適度な距離感を保つのがいい。
よく言われてることだけど、こんなに実感したのは初めて。

そしてもう1つ、この期間で重要なことに気づいた。
私は自分に期待し過ぎてたんだよ。

普通科では絵を描けること自体がステータスだった上、私は絵で「負け」て悔しい思いをしたことがあまりなく、絵を描く自分に絶対的な自信を持っていた。

(絵に勝ち負けなんて絶対にないけど、当時私はよりデッサン的に優れている方が「勝ち」だと思っていた。馬鹿馬鹿しい。浅い。
あとSNSもやってなかったから、世の中にいる同年代の「勝ち」の人たちを知らなかった。
つまりただの勘違い野郎である。)

それはもう完全な天狗だったのだ。

美大受験でも、浪人はしたけど最終的に第一志望に入れたし、入学前は本気で自分に才能があると思っていて、自分にめちゃくちゃ、本気で期待していた。

「私なら、すごい作品を作れて当然だ」

しかも、無意識に。
これにまあほんと〜〜に苦しめられることになる。
自分より魅力的な作品を作る人がいたり、自分が上手くいかなかったりすると
「私はすごいはずなのになんで?!」と無駄に落ち込みがでかくなるのだ。
実際はすごくないんだから、そんなに落ち込む必要は無いのに。むしろ今の段階で完璧にできてたら美大行かなくていいです。

それに美大なんて、皆絵が上手いのは当然だよ。
というか上には上がいて、私のレベルは、とても美大の中で特別上手いとは言えない。

「上手い」っていうのはデッサン的な意味もあるけど、独特な感性を持っているかもかなり関わってくる。

ド派手な発想をする人がうじゃうじゃいる世界、それが美大。
(もちろんそういう人しかいないわけじゃない。堅実なアイデアで安定して課題をこなす人も沢山いるし、それも才能)

今までの人生の中で、途中で踏みつけられることもなく、安全圏で甘やかされ、勘違いという肥料を自分で蒔いてすくすくと背を伸ばしてきた私のプライドは、美大への入学を機にいきなり轢かれて根元からぺしゃんこになったわけである。

でも、それで良かったと思う。
逆に轢かれて嬉しかった。 つらいけどね。

おかげで「私はまだまだ。だからここから頑張ろう」という思考にバチーン!と切り替えることができ、出来ないからといって落ち込む必要はないと気づけた。

バチーン!となるまでずいぶんと落ち込んだし、やめたくなったりしたけど笑


言いたいことがゴチャゴチャしてきたからまとめると、

①SNSで人と自分を比較するのはほどほどに
②戦うべきは過去の自分
③自分に過度な期待はするな

そうして自分のペースを保て!

ということかな。これを意識してれば病むことも減るかもしれない。そして成長できる!

ここまで書くのに時間かかりすぎた。思考まとめるのって大変〜!

まあでも、これから先また同じ壁にぶち当たることあるでしょ。私のことだから…

そのときは、せっかく書いたこのnoteを読み返そうと思います。