香水と化粧と服と下着は鎧であり武器である

先日、初めてのインターンシップがあった。

わたしは、自分が持っているなかで1番新しくて1番体のラインが綺麗になる下着をつけていった。

勿論、脱ぐとか誰かに見られるとかそんなことは一切ない。就職活動において、誰かに綺麗に見られたいなどという欲求も全くない。

わたしは、わたしのためにその下着を選んだ。
なんとなく強くなれる気がするから。
いわば自分にとっての苦難を乗り越え、戦うための鎧であり武器なのだ。

今回は場面が就職活動であったため、下着という装備だけであったが、わたしは香水も化粧も好きな服を好きに着ることも同じ装備だと思う。

それぞれ好きなものを身につけることで、ちょっぴり自分に自信がつく気がするし、前向きな気分になる。だからこそ戦闘装備としてそれらは役割を果たす。

好きなものを自分のために、自分を可愛がるために、自分を強くするために、自分を好きになるために。

「恋人に/好きな人に可愛がってもらうために」とか「男の人のために」
みたいな感情は私にはない。
あるとしたら、恋人の前で好きな自分でいるためにそれらを身につけることくらいだ。

だからあまり自分の身なりを他人に見られて「今日はデート?笑」などと聞かれるのはあまり好きではない。しかもそういうことを聞かれるときは大抵、デートでもなんでもない。

わたしは毎日自分のために戦っているので、あれもこれも全て、わたしが強くいるための装備なのよ。と、声を大きくして言いたい。