見出し画像

WHISKY DIARY 9号     ウイスキー書籍紹介/ウイスキーは日本の酒である

・ウイスキーは日本の酒である

今回はウイスキーに関する書籍の中でも名著だと思う一冊をご紹介できればと思います。『ウイスキーは日本の酒である』輿水精一

私が山崎蒸留所に見学行った際にガイドさんにおすすめされた一冊です
日本のウイスキーについて詳しくとってもわかりやすい優しい口調で書かれているのでウイスキー飲んだことのない人でもウイスキーにちょっと興味が生まれるであろう一冊であります。

内容は著者の輿水精一さんについて、日本のウイスキーの歴史、日本のウイスキーの作り方について書かれています。
ちなみに私が読んでて一番好きなところはウイスキーの楽しみ方について書いているところがいちばん読んでて好きです。

・輿水精一さんってだれ?

そもそも著者の輿水精一さんはサントリー山崎蒸留所のチーフブレンダーである方です。ブレンダーというのは簡単にいうとウイスキーの素である原酒を何種類も選んでブレンドしてレシピを作り世に送り出すウイスキーを送り出す人だと思っていただいて差し支えないと思います(他にもお仕事はいろいろありますが)。

『響21年』や『膳』『座』などの日本のウイスキー好きだけでなく世界中にファンを持つウイスキーを送り出した人物でもあります。

・自分の行きつけのBarがあると人生が変わる

具体的にどのような内容なのかは本を読んでいただくとして自分がとても素晴らしいと思ったところを引用させていただきたいと思います。

特に、独りでじっくりと飲みたい気分のとき、頭の中を整理したいとき、動機はいろいろあるでしょうが、そんなときは、
やはり静かなバーでウイスキーを-----ということになりましょう。
会社の仲間とわいわい、がやがやと盛り上がるには、ほかにもっと適したお酒があるでしょう。ウイスキーにしても、ハイボールなどは、そういうシチュエーション向きかもしれません。中略 またウイスキーを飲む場所として、自分の行きつけのバーをひとつふたつ持っているかいないかで、人生の楽しみ方が変わってくると思います。

                  コラム
                ウイスキーを十倍美味しく飲む方法より

本当にこの通りだと思います。私の人生を変えてくれたバーもあります。

そこのマスターには一生の恩を感じてもおります。バーにはそんな出会いがあると思います。
ただの若造である私をバーでの常連のお客様からは本当に心が豊かになりまた時には厳しいアドバイスをいただける場所でもあります。

バーのマスターにこの店の常連のお客様です、と私を紹介してもらった時の気持ちは言葉に言い表せないほど嬉しいものです。一つの自身にもなります。

自分の悩みや苦悩を心開いて打ち明けることのできるかずすくない場所でもあります。そういうところが1つあるだけでも心の余裕が持てるようになり、人生自体に余裕が持てるようになると私も感じております。

・自分の好みのウイスキーを見つけるともっとウイスキーが好きになる

私もウイスキーを初めて飲んだ時はなんだこの飲みづらいお酒はと思ったものです。その時は甘いカクテルがすきでバーに行ってグラスホッパーやチョコレートやアマレットなどのリキュールを使ったカクテルが大好きでした。

しかし、バーにきてるからにはウイスキーをいっちょまえに飲んでみたいという気持ちがありバーのマスターにいろんなウイスキーを教えてもらいながら飲んでるうちに自分の好きなウイスキーに何本も出会うことができました。

そうなると自分の好みのウイスキーがどんな飲み方をすればもっと美味しくなるのか、料理やおつまみは何が合うのだろうと考えるようになります。そなってくればもうウイスキーにどハマりしてます笑

この自分の好きなウイスキーはどんな土地でどんな作り方がされているのか興味が湧いてくるので自分で調べて知識を貯めたり、実際にその土地に行ってみたくなります。そうなるともっとウイスキーの世界が楽しくなりますよ!

今日はこの辺にして!GWをみなさまお楽しみくださいませ!

この記事が参加している募集

note感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?