父。

10月末に入院して3月頭に帰ってきた父。
腎臓の治療のために入院したにも関わらず、院内感染で感染症を発症。
腎臓の治療は後回しとなり、当初3週間の入院の予定が4か月かかった。
入院前は歩行、食事、一般の方と同じような生活を送れていたのに。
帰ってきた父は、要介護5。家では歩行器の使用、外では車椅子移動。腎臓の治療は遅れ、一生透析をしないといけない身体となってしまった。

こうなってしまった以上、サポートするのは当然だが、やはりどこか納得はいっていない。リビングに介護用ベッドを置き、車を運転することもできない父を見ると、やはりどこか悔しいし、胸が痛い。

祖父が8月に亡くなり、介護という介護もひと段落と思っていたが、父を介護する日がこんなにも早く来るとは思っていなかった。
お風呂も週2~3日手伝い、痛みが出た際のマッサージは母が主に担当している。

自分が一人息子だから。とは思っていないが、どこか自分がやらないといけない。そう感じている。どうにかして長く生きてほしいのはもちろんだが、自由な生活を送れるようには回復してほしい。

父に頼りに頼ってきた生活だったが、何か吸収できることはないか。
学べることはないか。
いつもより会話だったり、父に触れる機会が増えたからこそ、得るものはたくさんあるはず。こうなってしまった以上、プラスに捉えていかないといけない。

まだまだ回復までは時間がかかるかもしれない。それでも寄り添って。どうにかサポートできるように。

かなり口が悪くなる時もある人だけれど、情けは人の為ならず。
父から教わった言葉を胸に日々過ごしていこう。

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