ミハシトラ

東京の下町で生まれ育つ。 3姉弟妹の長女 きょうだい児 母子家庭育ち GID(性同一性…

ミハシトラ

東京の下町で生まれ育つ。 3姉弟妹の長女 きょうだい児 母子家庭育ち GID(性同一性障害)診断を受け22歳から治療を開始 胸オペ直前、主治医が亡くなり 性別適合手術なども断念 そこから、自分を見つめ直すことに。 性別違和感 全性愛者(パンセクシュアル) トランスジェンダー

最近の記事

中学の担任に「数学が壊滅的にダメ」と烙印を押された子供が大人になりフリーランスになった末路

二月がやってきた。 毎年、この季節が憂鬱だ。 フリーランスにとっては 一年の収支売上を 税務署に申告する 「確定申告」の この、2月~3月は 一年の中でも最も憂鬱な時期ではないだろうか。 そして、今年も無理だった。 スマホでの確定申告。 毎年頑張って、e-Taxまでは開いてみるんだけど 全然できない。 マイナンバーのアプリを入れて 連携まではできたけど、結局ダメだった 確定申告 やったことをある人はわかるだろうけれど とにかく面倒くさい。 いや、なんで

    • 「きょうだい児」の仲間たちへ~一人で悩まないで、キミの気持ち、私には少しわかると思うよ~

      【“きょうだい児”のはなし】 ~ダレカニキイテホシイ心の吐露~ 正月に、祖母の家に行って以来 ずっと考えていることがある。 「親父が死んだらどうしよう」  ということだ。  年末、ずっと入院していた親父が 家(祖母宅)に帰ってきた。 ゾンビのような顔色で 今にも死ぬんじゃないか?というくらい ボッキボキに細かった。 祖母も親父の看病でやつれていて 腰が65°ぐらい曲がっていた。 正月早々、不謹慎だとは思いながらも 「ばあちゃん、親父と婆ちゃんが死ん

      • 成人式で着たかったのは、振袖ではなく紋付き袴だった件。

        成人式の話をしたいが、その前に 2024年 元旦から、とんでもないことが起きた。 「令和6年能登半島地震」と呼称される今回の地震。 未だ、被災地では関連地震が続き 寒さの中、避難生活をされている方々がいる。 「あけましておめでとうございます」 という年賀の言葉も憚られる。 胸が痛い。 地震から一週間以上が経ち ようやく、石川・富山・新潟の知り合いの方々に ご連絡をさせていただいた。 皆、命こそ無事だが 文面から手放しで「無事」とは言えない不安が ありありと見て

        • またわけわからんの増えたー!

          最近、youtubeで 十代や、二十代の若者が 「解離性同一性障害なんです」と語り 人格交代の瞬間を動画に留め、公開している。 コメント欄には 「やらせじゃないの?」という声もある一方で 「すごい!こんなふうになるんだ」 「大変ですね」 という擁護する、優しい声もある。 ところで私は、今年で40歳になった。 彼ら、彼女ら からみたら もう、いいババアである。 いいババアを自覚しているので ちゃんと大人になろうと思って 公言はしていない。 (※ババアジ

        中学の担任に「数学が壊滅的にダメ」と烙印を押された子供が大人になりフリーランスになった末路

          清々しいくらいに

          清々しいくらいに やる気が起きない。 〝やる気〟というのは 「生きる活力」とか 「楽しみ」 そういう気持ちが一切 起きない、ということだ。 凪 という言葉がある。 風がやみ 波が無くなり 海面が静まることを 指す言葉だが 今の心を表すなら まちがいなく 「凪」である。 いいじゃん、平和じゃん いつも忙しくしてんだから たまにはそんなことがあってもいいじゃん と、自分に言い聞かせるのだが どうも気持ちが悪い。 「うつ病」とも違うのだ。 やる気が

          清々しいくらいに

          紙芝居屋を辞めようかと思っている。

          「紙芝居屋を…やめようと思っているんです」 半月前のイベントで、先輩にお会いした時 ふと口をついて出た言葉だった。 先輩は、(あぁ、またいつものとらちゃんの〝癖〟が出たな)という顔をして 「まぁ、そんな真面目に考えることはないさ。 やめるとか、やめない、っていうもんじゃないでしょう とらちゃんにとっての紙芝居は」 そう笑ってくれた。先輩のその言葉とリアクションは、とても救われた 物事に対して、いつでも白黒つけたい…というわけではないのだが ひとつのことをやっている

          紙芝居屋を辞めようかと思っている。

          性転換で得られるものは大きいけど、分野によっては失うものの方がもっと大きい

          わたしは、氷川きよしさんが好きだ。 どのくらい前からかは覚えていないけど 高校時代に演劇部の友人たちと 氷川きよしさんを話題に下校していたくらいだから もう20年近く、ファンだ。   まぁ、ファンといっても ペンライトを振り回し コンサートに行って「きよし~」とやるような感じではなく 「氷川きよし…素敵だなぁ…キレイだなぁ…」 程度である…。 けど、浅草のでっかい「かねふく」の看板を見るたびに いつも惚れ惚れしてしまうのは やっぱりこの人の顔立ちが

          性転換で得られるものは大きいけど、分野によっては失うものの方がもっと大きい

          墓泥棒が私の墓を掘り返したら髑髏が3つ出てくるかもしれない

          髪を バッサリ 切ってから 人間関係も 躊躇なく バッサリ切ってしまうようになった …と、強く感じている。 その、状況を 肯定している自分と 否定している自分がいて わたしの本体は その葛藤で、今かなり 居心地が悪い状況にいる。 もうすぐ40歳になるというのに まだ、自分の人格の統合に 手を焼いているのか 、 …と辟易する。 …変な人だと思われるかもしれないので (まぁ、実際、私は変態だが) あまり他人には言っていない事なんだけど どうか、引かないで読ん

          墓泥棒が私の墓を掘り返したら髑髏が3つ出てくるかもしれない

          この色を、例えばなんと表現するのか?考えるだけ無駄なんだろうな。

          昨日の夕焼けがすごくすごく 綺麗だった。 こどものころから 夕焼けが好きでたまらない。 空が 最も平凡で無くなる瞬間だから 自分は  いわゆる 「発達に少し問題」があるタイプ。 エーディーエッチディー と呼ばれるあれなのかもしれないなと 最近では思っている。 落ち着かない よくミスをする 鍵や財布を無くす しかもそれをしばらく気づかない 鞄の中も 家の中もぐっちゃぐちゃで 思ったことをすぐ口に出す おまけにキレやすい まだ診断は受けていな

          この色を、例えばなんと表現するのか?考えるだけ無駄なんだろうな。

          足場の悪いところへ立つことに鳩は抵抗がなさそうだ。人間はどうか?

          先週 とうとう東京五輪が始まった。 あれだけ嫌だ嫌だと言っていたのに 開会式を 見てしまった。 知ってるダンサーや パフォーマーが 何人か出てた。 それを見て ああ、この人らは 仕事があるんだな 生きる場所があるんだなと 恨み節でテレビ画面を見ていた。 自分は 若い頃に 世間に公表できないような 悪い事ばかりしてきてしまったから オリンピックには出られないだろう ハナから出る気はないし お声なんて 決してかからないんだろうがね なんて 本当は、他

          足場の悪いところへ立つことに鳩は抵抗がなさそうだ。人間はどうか?