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編集工房けいこう舎マガジン
2022年4月9日 21:19
壺井栄をナメるなよ !(その7) 栗林佐知←(その6)からつづき■ 性別役割やルッキズム もし、栄がはじめから、家父長制や家族制度の不合理を「否」とする思想をもっていたらどうだったろう。 もちろん、そんな結婚観を持っていたら、妹とやもめ作家の結婚を取り持とうなどとはしなかったろうし、作品自体が成り立たなかっただろう。「妻の座」は、力強い作品がいかにして生まれるか、ということの、稀少な