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【とらいふぁーむ】もうすぐ半年になります。


▲活動開始前のようす。


 みなさま、おはようございます。とらいふ武蔵野・運営企画推進室でございます。今日から3月ですね。武蔵野市はここ数日とても暖かく、ところどころで梅の花が咲き誇っています。もうすぐ春ですね。


 とらいふぁーむは、先週新たに3基のプランターを増設しました。生ごみ堆肥作りと並走して、これからは合計14基で運営していくことになりました。

活動開始からもうすぐ半年。テラス席も増えて、賑やかになってきました!



 と言っても実際には、春に向けて休耕中の(何も植えていない)プランターも多く、ご入居者やご家族の方々からは、「(野菜ばかりでなく、)もう少しカラフルなお花などを植えてほしい」といったご意見を頂戴しています。


 そうした中、デイサービスセンターに勤務する職員のKさんが、さっそく綺麗な花々を植えてくれました!

利用者さんたちも、とても喜んでくれていました。


 花粉の季節が本格化する前のこの時期は、日陰にいると肌寒さを感じますが、晴れた日のお昼間であれば汗ばむほど暖かくなり、絶好の「とらいふぁーむ日和」を体感することができます。家族面会に利用していただける機会も多くなり、事務所職員たちの協力も心強く感じるこの頃です。


* * *


 今月初頭に掲げたとらいふぁーむの旗は、強風によって早速破損してしまいました。


ハトメで留めていた部分が引きちぎれました。


特養入所者の中にレザークラフトの達人がいらっしゃるので、その方にお願いして、旗の補修方法を教えて頂きました。



 「都市の老人ホームでの多主体による農的活動が、参加者の主観的QOLの向上にどれほど寄与するか」といった内容を、統計的根拠に基づいて定量評価することは困難かもしれません。しかし、現場レベルの「実感」としては、すでに多くの変化を共有しています。たとえば、認知症者の方々をとらいふぁーむにお連れすると、普段はずっと無言・無表情なのに、突然言葉を話し始めたり、笑顔を浮かべたりすることがあります。ご家族も職員もとても驚きますが、こうした光景が徐々に珍しくなくなってきました。これは、とらいふぁーむ事業のひとつの成果に他なりません。


 私たちはこれからも、既成概念にとらわれない方法論を柔軟に検討して、福祉文化の創造のために、とらいふぁーむ事業を拡張していきたいと思っています。

ほどほどに。


 引き続き、応援を(ぜひ、ご参加も!)よろしくお願い致します。