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自分の快/不快を探す① ストラテラ服用日記1029日目

前にも何度か書いているが、発達障害の方は自分の快/不快(気持ちいいこと、好きなこと、楽しいこと/嫌なこと、苦痛なこと、つまらないこと)を自覚するのが苦手な方が少なからず存在する。

自尊感情、自己肯定感、基本的信頼などが獲得できないまま生きていて、本来なら自然に判断できることが感じ取れなくなっている。

顕著な方は、真冬に冷たい水で手や顔を平気で洗えたりする。冷たいという感覚、不快という感覚が欠如していて、お湯を出すというアイデアも出てこない。
ここまでの方は、厳しい躾というか過酷な制限のある家庭環境で育った方が多いように感じる。
子供の頃から我慢を強いられ、自分の感情を殺して生きることを強制されて育てられた。
虐げられた環境の中で、お湯を使うなんてもってのほか。そんな贅沢はさせないとして厳しく叱る。

一事が万事こういった環境で育っていくと、何が自分で何が自分でないか分からなくなってしまう。

失感情症(アレキサイミア)という性格特性を表現する言葉があるが、まさしくこれはそう言えるのではと思う。
※ASDの方はこの失感情症になりやすいと言われているが、個人的には育ちの問題が大きいと感じている。あくまでの個人的な所感。

まずは、少しずつ自分の体や心と会話をしていく必要がある。
以前に書いた内受容感覚とも密接に繋がっていると考えている。

明日から、数回にかけて、これらについて書いていこうと思います。

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