自分の快/不快を探す②(失感情症について) ストラテラ服用日記1030日目
失感情症(Emotional Numbness)は、簡単に言えば、感情や情緒的な反応が鈍くなる状態を指しています。
もし自分が自分の快/不快に鈍感だと思ったら、少しずつこれから述べるやり方を試して欲しいと思います。
まずは、水とお湯で手か顔を洗ってみて、どちらが気持ちいいか確かめる。お風呂の適温を探してみる。暖かい食べ物か冷たい食べ物・好きな食べ物・味が好きなのか・臭いが好きなのか・食感が好きなのか・どんな食べ物をどう食べると美味しく食べられるか、そこら辺を探ってみて欲しい。
それが出来てきたら身なりを整える。失感情症の方は、自分の世話がなおざりに、もっと言えばセルフネグレクトの状態になってる場合も多いです。
なので、お風呂に入って頭と顔と体を洗って、スッキリした心地よさを知ってみると良いかなと思います。自宅だとハードル高いので、近くの銭湯・スーパー銭湯なんかを利用してみて下さい。
あとは、感情日記やジャーナリングで積極的な感情表現の練習:をしてみるのはとても効果があります。感情を表現することを積極的に練習することで、感情に気が付きやすくなります。感情を知ることは自分の本心を知ることにもつながります。
ジャーナリングの過去記事はこちら
次にやってみて欲しいのは、ライフスタイルの見直しです。
睡眠不足、不健康な食生活、運動不足など、不健康なライフスタイルは感情の認知に影響を与える可能性があります。まずは安定した睡眠を目指しましょう。基本中の基本です。
睡眠の過去記事はこちら。
その上で、バランスの取れた食事、十分な睡眠、適度な運動を心掛けて、体の安定を図りましょう。
そして、もし可能なら専門家の支援を受けることが必要です。
心理療法士やカウンセラー、精神科医などの専門家が、失感情症の原因を特定し、適切な治療プランを提案してくれるでしょう。
認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy, CBT)や感情焦点療法(Emotion-Focused Therapy, EFT)などのアプローチが使用されることがあります。
また、ストレスコーピングやボディスキャン瞑想もおすすめです。これはまた別の機会に記事にしようと思います。
明日は、内受容感覚について書きたいと思います。
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