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5月11日 遅れている漫画ネーム制作と、どうやって売り込もうかという問題。

 漫画ネーム制作進捗は……じわじわと遅れ気味。現在制作中の『天子姉妹の祝福 第1章』は全体がA・B・C・Dパートに分かれ、1ヶ月1パートの進捗だったが、Cパートはそれより遅れることになりそう。

制作中の漫画ネーム『天子姉妹の祝福 第1章』。現在Bパートまで制作が進行している。

 遅れる原因は?  原因は「疲れ」。とにかくも疲れてる。この疲れがなかなか取れず、机に座ってても集中できず……。これが相当つらい。

 先月まで、少なかったけれども、Kindleから収入があったが、アカウント閉鎖になってしまい、今月からそちらからの収入はなし。早急に別の収入源を見つけ出さないといけない。
(アカウント閉鎖になった理由は……先月話したけれど、その時の読者はもういないだろうという前提で話すと、エロ小説の内容がレッドカードになり、即時アカウント閉鎖となった)
 そこで漫画の仕事を見付けられないだろうか……というのが「今ココ」の話。
 とにかくも金がないから、早急に仕事を見付けないとヤベーよって話だ。

 そのために描いている『天子姉妹の祝福 第1章』だったのだけど、ストーリーもテーマも難解。解説がないと、まずわからないようなストーリーになってしまった。
(まず「なぜ人はセックスをするのか?」という人間の根源的な動機とか、そうそう簡単にわかってもらえるものではないし、それ以前に「そういうテーマが描かれている」ということ自体、読み取れるかどうか、という話にもなってくる)
 解説がないとわからないような作品をどこに持ち込んでも、まず見てもらえないだろう。これを持って行くには、相応の「作戦」が必要だ。まず、編集者からしてみれば、私は「有象無象」であるわけだから、そこまで時間を割いて作品を見てくれるわけないわけだし……。

『空族の娘ラーニャ』の漫画ネーム。こういう細かい台詞が書かれたページなんて、ほとんど読んでもらえない。

 するとエンタメ志向の強い『空族の娘ラーニャ』から売り出していったほうがいい。
 しかし実は先月、マガジンの編集部に原稿を送ったところ「難解すぎる」と……。
 まず「なぜ追われているのかわからない」って。
 ……いや、それ、ちゃんと台詞で説明してるやん。最初の数ページ目に説明台詞があったやん。
 どういうことかというと、それくらい編集者は雑に読んでいる、ということ。だって、編集部からしてみれば「誰だオメェ」みたいな感覚で読んでいるわけだもの。他の業務もあるわけだから、1つの作品にそこまで時間を割いて、しっかり読んでくれるわけではない。
 これは要するに、一般の読者の「読み手のレベル」をそこまで低く見積もれ……という意味でもある。なぜなら、読者の大半は、パラパラとめくっていく。そこで手を止めさせるためには、パラパラとめくっててもわかるように展開を書いていかなければならない。「説明台詞」なんていう細々したものなんて、誰も読まない……というつもりで書かなければならない。……と、いうことだろう。
 そう考えると、テーマが難解すぎる『天子姉妹の祝福 第1章』はどこに持ち込んでも、まずダメだろう。

 『空族の娘ラーニャ』も『天子姉妹の祝福 第1章』が書き上がった段階でリライトしてみよう。

 『天子姉妹の祝福』は売り込む際に、『第2章』から始めよう、と考えている。『スターウォーズ エピソード4』作戦だ。
 どういうことかというと、『スターウォーズ』は最初に構想された時、『エピソード1』は非常に難解だし、当時の技術で表現できるかわからない。そこでわかりやすく、技術的にも可能そうな『エピソード4』から制作をスタートさせた……という経緯がある。
 すると第2章はエンタメ色を押し出して行かなければならないが……。まだアイデアは出てこない。どういう内容にしようか……。
 他にも、『天子姉妹の祝福』にはもう一つ考えているものがある。それは後ほど……。まずは『天子姉妹の祝福 第1章』を完成させなければ……。

おまけ


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