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[読書記録] おかえり、めだか荘 (北原里英 著)

最近は女性のシェアハウスもの小説がわりと好きな私です。流行りなのかな。エッセイ漫画やドラマもそんな感じのお話が増えてきているように思います。
このお話は、後半が良かったです。
一時期のホッとする時間が、その後の人生を照らしてくれることってあるな、と思いながら読みました。
そのホッとするような関係と時間がめだか荘には確かにあって、それを大切だと思う人達が、お互いを思い合って住んでいる二年間。

過ぎ去る時間も力に変えて、前に進んで行く女性4人が、強く眩しく描かれている、と思いました。

柚子さんのお母さんへの気持ちの変遷なんかも本当は激動だったのではないかな、と想像したりもします。


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