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2018年8月の記事一覧

ばねの重要事項

ばねの重要事項

理科にも数学にも関連する「ばね」。
今日は、ばねに関して、知っておいたほうがよいことをまとめました。

★ばねにはたらく「力」とばねの「のび」が比例ばねの「のび」と、ばねにはたらく「力」が比例します。
例えば、100g(=1N)のおもりをつるすと1cmのびるばねは、200g(=2N)のおもりだと2cm、300g(=3N)だと3cmのびます。

注意1、ものの「重さ」とは、その物体にはたらく「重力」

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大人でも間違える国語の熟語(同音異義語)

大人でも間違える国語の熟語(同音異義語)

大人でも迷う、国語の同音異義語です。
クイズ形式でチャレンジしてみましょう。中学入試・高校入試レベルで、全70問です。

問題文のカタカナの部分にあてはまる、漢字の熟語を答えてください。下にのせた熟語のうち、太字のものが正解です。

太字でない漢字は、正解と間違えやすい熟語です。

問題の正解ではない熟語には、どんなときに使うのか、使用例をのせてあります。

1、物語はイガイな結末をむかえた。(カ

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高校入試 英語(4) 【英文法-その2-】

高校入試 英語(4) 【英文法-その2-】

夏休み企画・英語編、今日は英文法の2です。
英語長文問題と一緒に出ることの多い、「不定詞の3つの用法」、「現在完了形の4つの用法」、「特別な文型をつくる動詞2種類」、「前置詞の用法」についてまとめてみました。

不定詞の用法(不定詞とは、動詞(~する)にある意味をつけ加えるものである)名詞用法(「~する」を「~すること」と名詞にかえる)
like to…(~することが好きだ)
want to…(~

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1次方程式の利用(2)(整数・過不足・年齢・割合の問題)

1次方程式の利用(2)(整数・過不足・年齢・割合の問題)

「方程式で文章題を解く」とは、(1)求めたいものをxとする、(2)等式をつくる、(3)方程式の計算方法にしたがって解を求める、この3つの作業をおこなうことです。
今日は、「1次方程式の利用」でよく出題される問題をとりあげ、3つの作業のうちの2番目、「等式をつくる」を中心に解き方の練習をします。

文章題で式を立てるときは、「等式をつくる」ことに的(まと)をしぼると、楽に式を作ることができるようにな

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割合・百分率・歩合は、「~倍」をつけると超簡単

割合・百分率・歩合は、「~倍」をつけると超簡単

小学生が一番苦手な割合の問題を楽に解くために、みなさんに提案したい1つの試案です。

割合、百分率(%)、歩合(割・分・厘)の問題は「~倍」をつけると超簡単になります。

★整数の場合100円の2倍はいくらか?
誰が考えたって、100×2=200円です。・・・(1)

あるものの3倍が300個だった、あるものは何個か?
すぐに300÷3=100個だとわかります。・・・(2)

400mは100mの

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怒る、叱るのは下手な策(塾の学習指導)

怒る、叱るのは下手な策(塾の学習指導)

例えば、授業中、子どもたちの私語がうるさいとき、「うるさい!」「静かにしろ!」と言っても子どもは聞きはしません。もっというと、私語でうるさい状態を作り出したこと自体、既にこちらの負けです。

子どもたちが私語できない状況を、先にこちらで作り上げておかなければなりません。

私語以外の他のことも同様で、子どもがなにか「悪いこと」を始めた後に、それを「するな!」と怒ったり叱ったりするのは、子どもの操縦

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社会科の言葉 カルデラ・カルスト地形

社会科の言葉 カルデラ・カルスト地形

火山活動や大地の変動でできた特殊な地形で、地理用語として知っておかないといけないものに、火山活動によってできたカルデラと、石灰岩層が雨水などの浸食を受けてできたカルスト地形があります。

★カルデラ火山の火口付近で、火山活動によって土地が陥没し、大きなくぼ地になっているところをカルデラといいます。
火山の噴火などで溶岩や火砕流、火山灰などの火山噴出物が流出し、地下のマグマだまりに地表が陥没した「陥

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質量と重さ(重量)

質量と重さ(重量)

中学1年生で習いますが、よく考えると次々疑問がわき起こってくるのが質量の意味、そして質量と重さ(重量)の関係です。

通常、質量と重さについては次のように習います。

★質量と重さで習うこと質量とは、「物体そのものがもっている量」です。

重さとは、「物体にはたらく重力の大きさ」です。

質量と重さでは、3つの違いがあります。

1、単位が違います。
質量の単位はg、kgです。
重さの単位はN(ニ

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作文の書き方(3)(楽に、良い作文を書くコツ)

作文の書き方(3)(楽に、良い作文を書くコツ)

次にあげた「条件」は、ある年の公立高校入試問題で、作文の問題文の後につけられていたものです。

条件
1、原稿用紙を用いて、題名などは書かないで、本文を一行目から書き始めること。
2、二段落構成とし、前の段落では、自分の選んだ立場について、その根拠となる体験や見聞を書き、あとの段落では、それを踏まえて自分の考えをまとめること。
3、全体が筋の通った文章になるようにすること。
4、漢字を適切に使い、

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高校入試 英語(3) 【英文法-その1-】

高校入試 英語(3) 【英文法-その1-】

今日も夏休み企画・英語編です。
高校入試問題を解くとき知っておくと「お得」な文法事項のうち、英文の決まりと、語形変化の問題についてまとめてみました。

★英語の文は2種類英語の文は、be動詞の文と一般動詞の文、この2種類にはっきりと分かれます。いつもこのことを念頭においておかないと、I have not a book.とか、Do you are a teacher?とか、してはいけない間違いをして

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計算は速く、文章題は時間をかけて(算数・数学上達のコツ)

計算は速く、文章題は時間をかけて(算数・数学上達のコツ)

数学が苦手な人にもいろいろなタイプがありますが、類型化すると、計算力のない人は「計算が遅い」、文章題を解けない人は「じっくり考えられない」。

だから、同じ算数・数学でも、初歩の段階では、上達しようと思ったら分野によってやり方をがらっと変えないといけません。

計算問題は速く解く訓練をするほど力がつきます。

文章題(関数や図形の応用問題をふくむ)は逆に、時間をかけて解く人ほど着実に力をつけること

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素因数分解(連除法・はしご算)と最大公約数・最小公倍数

素因数分解(連除法・はしご算)と最大公約数・最小公倍数

例えば12と18の、最大公約数と最小公倍数を求める方法として、連除法(はしご算)と呼ばれる方法があります(単に素因数分解ということもあります)。

12と18を一番小さい素数の2でわり(普通のわり算と違って横棒を数字の下に書きます)、わった答えの6と9を、12と18の下に書きます。

さらに、6と9を素数の3でわり、わり算の答え2と3を、6と9の下に書きます。

2と3をわれる数は1以外にないので

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「勉強」はピラミッド型の三層構造 (「勉強」の中身を分類することの利点)

「勉強」はピラミッド型の三層構造 (「勉強」の中身を分類することの利点)

勉強、特に受験勉強では、「勉強の内容はピラミッド型である」と意識したら、何を、どのように、勉強すればよいかを具体的にイメージできます。

勉強の内容は、A.定期テストレベル、B.実力テストレベル、C.入試レベルの3つに分かれます。

A.定期テストレベルは、小学生であれば学校の単元別テスト、中学生であれば学校の定期テストレベルで90点以上とるために必要な勉強のレベルです。

B.実力テストレベルは

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社会科の言葉 憲法・法律・政令・条例

社会科の言葉 憲法・法律・政令・条例

私たちは、いろいろな「きまり」に従って生活しています。
その「きまり」に違反すると、警察に逮捕されたり、刑務所に入ったり、被害者に損害を賠償したりしないといけません。

ところで、この「きまり」には、いろいろな種類があって、その「強さ」も種類によって違っているということをご存知ですか。

★「きまり」は、つくる機関によって名前が違う私たちが従わないといけない「きまり」は、どこがつくるかによって、実

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