のぞみ


私は芸術については、語るつもりはない。
しかし、この科学の発展した社会に普遍的なものはあるのか?
その問いは繰り返している。
科学に対しては、文学、法律、芸術といったものが何をなすべきか?
それに対し、明確な答えはまだ見出されていない。
それどころか、科学とそれらは関係のないものと捉えている感すらある。
科学はこの百年足らずで驚くべき速さで世界を覆いつくし、尚その加速度を増している。
ある一つの発明により、生活すらも変わるといっても過言ではないだろう。
それに対し、手綱をつけるのは容易ではない。
私にできるのは、楔を打ち込む位である。
俳句の季語の殆どが、普遍的なもので有り得るよう願っている。




2009年4月7日 mixiにアップしたものを、そのまま転載しております。

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