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トロを捨てる世界

あんなに美味しいトロを捨てていた世界線があったよという話。

世界でマグロが食べられるようになったのは最近

最近の日本食ブームで世界でもマグロが食べられるようになった。

その魅力に世界の人々が気づき始めてしまったのだ。

そしてトロの格別さは外国人でも変わらないらしい。
様々な記事を読んでいても、トロの評価は絶大だ。

日本人としてトロの美味しさが世界に知れ渡るのは嬉しい限りだ。
そして、トロ古参民族としてドヤっていた。

などと思っていたら、意外と日本でトロが食べられ始めたのは最近らしい。
具体的には江戸時代以降。
実はそんなに古参勢ではなかった…

トロは痛みやすく、冷凍技術や輸送技術がないと消費地まで持たない。
したがって、江戸時代には逆に厄介者として扱われていた。

つまり、私たちが美味しくトロを食べることができるのは近代文明のおかげなのだ。

捨てられているものの中に宝があるかも

このように、現在捨てられているものも、めちゃくちゃ美味しかったり、有効活用できたりするかもしれない。

それはひとえに技術の進化と人々の工夫によるものだ。

最新の技術を学びつつ、アイデアを出しまくる。そうやって捨てられているものの魅力を再発見できたらなと思った。

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不一

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