最近辛いものが食べれるようになってきた。
でも、これって悪い言い方をすると"老い"なのではないか？と思った話。

好みが変わる

私は苦いコーヒーが大好きだ。
子どもの頃は全く飲めなかったが、どんどん好きになってきた。

辛いものも同じくそうだ。
18歳までワサビを食べられなかった。
こんなもん食うなんて正気じゃないと思っていた。

しかし、今は大好物だ。
ワサビのサッパリする感じ。
コーヒーの深みのある香り。
これが無いと生きていけない。

味蕾の経年劣化

でもなんで苦味や辛味を美味しく感じるようになったのだろう？

進化論的には、身体に害が生じるから苦味や辛みなどを感じるようになったはずだ。

つまり、辛味や苦味はもともと生存に不利なものを食べないようにする機構なのだ。

そう考えるとそれらを美味しく感じるのは明らかにおかしい。

すなわち、シンプルに身体が老いて劣化しているのでは？と思ったのだった。

老いも悪くない

身体の機構が老いることによって、新しく美味しく食べられるものが増える。

この話は食に限った話ではないはずだ。
新たな経験全てに敷衍できるだろう。

まだ24歳ではあるが、
こう思うと老いも悪くないなと感じた。

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不一