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Lesson74 体がトラウマを覚えている

聞いた話ばかりをまとめます。
キーワードと、私の考えしか書きません。
ビビッと来た人は、ご自身でエビデンス当たってください。


先日、とある心理学系の集まりで、
「体がトラウマを覚えている」という言葉を聞いた。

初めて聞いた言葉だったのに、ずっと前から知っていたような感覚を覚え、心にスーッと染み渡った。

私の母は、背中にいつも激痛が走っている。
検査をしても何も無いので、精神的なものだと片付けられるが、だとしても治療法もない。
長年ずっと苦しんでいる。

私はそれを、母と祖母の確執、母が祖母を恨んでいることによって起こっているのだろうと思っていた。
だからそこに向き合わない限りは良くならないだろう、と。

そんな母が、最近新聞で「親との関係が悪い人は体に痛みが出る」という研究についての記事を読んだと言っていた。
私が感じていたことが実証されているんだなと思った。

メカニズムは全く分からない。
なぜなら私は心理学を専門的に学んだことはない。
論文を読んだこともない。

ただ、興味の赴くままに独学で得た知識を、勝手に繋げているだけ。
けれど、感覚は知っている。
私も、母との関係がすごく悪かった頃、母から連絡が来ると急激に肩が痛くなった。
体と心が繋がっていることが、感覚的によく分かる。

冒頭の集まりでは、「だから体から癒やすことが大切」だという話になり、トラウマの治療にアートセラピーという手法が有効だということだった。
決してそんなつもりでアートセラピーを学び始めたわけではないのに、私の興味が最終的に人間の根本的な悩みや苦しみを癒やす方法に行き着き、そしてそれは母を救うことにも繋がることに、心底自分の優しさと、呪縛や業のようなものを感じる。

でも、たぶんこの興味を突き詰めていって大丈夫。
アートのことを考えるとき、私はすごくワクワクして、心の底から安心しているから。


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