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石屋製菓やサザエ食品を救った島田俊平さんを偲びつつ話は「おやき」や「白いおやき」に展開していく。

お腹は少し落ち着いてきたけど、まだ
何をどれだけ書けるか、までは想定
できないまま、ひとまずはつらつら
書いてみようか、と思う。

ってことで、今回はScrap記事の中から
いくつかを結びつけて書いた上で、
タイトルはそれからだな、といふ感じ。

まずは訃報で石屋製菓の前社長である
島田俊平(しゅんぺい)さんが亡くなられ
ました。夕張市出身で、2022年10月13日
死去。2007年北洋銀行の常務時代に「白い
恋人」の賞味期限改竄を受けて石水勲から
石屋製菓を引き継ぎ、経営再建に務め、
2013年まで社長を務めた。

元は拓銀入社で、例によって北洋銀行の
常務まで進んだ人でもあったと(1998年
から北洋銀行)。

石屋製菓では相談役に退き、石水創に
社長を禅譲するところまで漕ぎ着けると
(四方田修平監督でコンサドーレ札幌が
J1に昇格したのはそれから三年後の
2016年)。

結局石原軍団が広めるだけ広めて、
そして捨てられたことでも知られる
「おはぎのサザエ」としても有名だった
サザエ食品は2014年末に会社整理決定
まで追い込まれる(関東の和菓子事業が
不振の主因)。これを救ったのも島田俊平
氏で、「サザエのおはぎ、美味しかった
もんなあ」の感慨を軸に北海道の事業
だけを石屋製菓が吸収、再建に漕ぎ着けた
ことでも知られると。

まあ石屋製菓の大黒柱だった石水勲が
亡くなった時にはその種の苦さも含まれて
いたわけですが。

享年74。謹んで島田俊平(しゅんぺい)
さんの御冥福をお祈り致します。

まあ余談で言うと、全道のインショップで
サザエ食品は展開しているのですが、
そこで展開している今川焼の名称が概ね
「おやき」であることから、北海道における
この餡やクリームを挟んだ機械で焼かれる
ファストフードのことを北海道では「おやき」
と呼ぶことが多いと。
(むろん東北圏に広がる「あじまん」を
はじめとして、札幌三越に入っている
「御座候」や根室の花咲港近くにある
板橋の「ホームランやき」など店の名を
冠したタイプの名称も散見されますが、
菊水にある「おやきの平中」とサザエが
展開する「おやき」が語勢としても強い)

ちなみにタピオカブームの一端が定着
したこともあって、ところによっては
「白いおやき」も売っているので、これが
また美味しいわけです。

↑まとめとしてはそこそこ優秀ですが、

白いおやきという名称ですが、
おやきではなく、大判焼きです

を含め、言葉遣いとファクトチェックに
若干の甘さが見られるような。

いわゆる長野式のおやきと混同させ
たくないが故の一般名称で逃れようと
してはいますが、北海道から青森、
岩手と秋田の一部でもこれを「おやき」
と呼ぶ習慣は根付いているもの、と
すべきかと。

こちらも典型的なうろ覚え表現が
載っかっているので注意すべきか。

「ほうろくまんじゅう」

は流石にダウトかと。

おそらくはこれも店名が商品名に来る
パターンで九州を中心に展開されてる
「蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)」の
ことを言いたいのかと。

むろん全国には今川焼、大判焼、最近の
朝ドラで話題になった回転焼、広島では
名物でアニメたまゆらシリーズにも出て
くる二重焼きなどいろんな呼び方はござい
ますので、用量・用法には気を付けないと、
とは思うのですが。



「大広」がヤバい、となる前兆につべで
ロボタンの主題歌が消された、なんて案件も
あったわけですが(ちなみに毎日更新でも
知られるスワッチの初仕事なんだっけ)、
こないだ大量に消された「らくごのご」を
消したABCに災厄が落ちても別段驚きは
ないような(でも地方の人は、あの番組で
三題噺やるから、枝雀の弟子のざこば
って人がおるんや、鶴瓶ってやっぱ
落語家なんだ、が理解できる筈なのに
まるまるそうした「知る権利」を悪戯に
消す「バリ3」のような認知度3パーセント
になりたがる者もおるんや、とも思い
ましたが)。今日もこのあたりがよろしい
ようで。torovでした。

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