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CB450への道険し!ウインカーブザーに昭和ロマンを求める男。

ラビットには陽なたが似合う

春が来ました!いよいよツーリングシーズン到来です。
本記事執筆時点では福岡市内でも桜が満開となり、街は発情期を迎え活気に満ち溢れています。
 
愛車・ラビットS301こと”サンマル子”も、先の大分ツーリング以降に更なる調整と改良を重ね、今や普段乗りのみならずちょっとした遠出も安心してこなせるレベルの高い信頼性を確保できました。
(この調整改良作業のため、YBは一時お休みして整備中です)
 
そして、いよいよ待望の大型バイクホンダCB450K1のお迎え予定日も迫っていました。ガレージはまだ確保できていないのですが、幸いにして置き場所を借りる目処が立ったためです。
ワクワク気分の筆者とサンマル子は、あちこちブラブラしました。

ラビット初フェリー。
キャブを溢れさせたくないので船が揺れると心配になる(病気

フェリーに乗って、博多湾に浮かぶ能古島(のこのしま)に渡ってみたり。

能古島から対岸の百道(ももち)浜を望む。
PayPayドームとヒルトンホテル、そして福岡タワーが見える
能古島にはいまだ昭和の景観があちこちに残る。
そういった場所をラビットで巡り、思索に耽るのが好き
ノコニコ〜

古馴染のカフェ・noconico cafe(ノコニコカフェ)さんにも顔出し。
オーナーのシバッチさんも筆者と同じく古いモノ好きで、ラビットを見ても全く驚かず「ああ、ラビットか」と平然と対応していた辺り…既に骨董品を見る感覚が麻痺ってます。(多分ほめてる)
 
なんというか徹底的にゆるいお店なので(きっとほめてる)、島に行く機会がありましたら是非遊びに行ってみて下さいませ。
ちなみにホットサンドとかスコーンとかコーヒーとか美味しいです。特にコーヒーはコンロで豆を炒ってから淹れて出す本格派!

おっさんが飲むもんじゃないだろとの批判多数←

この日は好物のホットサンドが売り切れていたので、期間限定品の苺フルーリーを頂きました。その場でイチゴをミキサーに掛けて作るフレッシュな酸味にチョコが混じり、初春の陽気によく合う甘さに癒されました!
 
能古島はのんびりできる上に短時間ながら船旅も楽しめる良い場所です。
ちなみに、125cc以下のバイクであれば…ライダー+バイクの合計往復乗船料金は1000円を切ります。
このお手軽旅行感も、能古島の魅力のひとつといえます。

サワヤカさんのジャンク市。常連さんやマニアで賑わっていた

そして3/18(金)から、福岡市城南区にある「バイクショップ サワヤカ」さんにて店舗リニューアルに伴う在庫処分のためのジャンク市が始まったので、早速サンマル子でお邪魔。
こういうジャンクマーケットはとてもワクワクしますね。

ジャンクパーツはまさに玉石混交。しかしそれがいい。
自分だけのお宝を発掘する楽しみがたまらない
今回の収穫

結局、大物パーツではなく現実的に使いそうな小物・消耗品をメインとして破壊的安値で買わせて頂きました。サワヤカさんありがとうございます!
 
なのですが、実は…
ジャンク市開催前にフライング突撃もしており、(ジャンク市価格ではないものの)希望の品は先に押さえておいたのです。
それはちょっとした小物ながら、今は部屋の良きインテリアになってます。
それだけお宝だらけだったという事です!

ビーカー風グラスがとってもおしゃれ

サワヤカさんの店内では昭和レトロな家具や雑貨類も展示販売されており、古いモノ好きであればついつい長居したくなる雰囲気に満ちています。
 
あと、おいしいコーヒーも飲めますので事実上のカフェですね。
つまり筆者はカフェレーサー。(絶対違う

海に街に山に、ラビットは走る

そうこうしていたらいよいよ暖かくなってきたので、筑豊の山奥にある美しい渓谷「千石峡(せんごくきょう)」に、春の伊吹を感じつつ野外でのコーヒータイムを楽しむべく走りました。
 
携帯コンロやコーヒー関連器具一式、それに水を入れたポリタンク等を米軍用ランドリーバッグに詰め込んでサンマル子のラゲッジに括り付け、かなりラフな感じではありますがお手軽パッキング完了です。
 
なお、このランドリーバッグはクソデカい上に軍用品ゆえ頑丈なのもあり、現地では荷物を吐き出した後そのまま座るマットになります。
筆者はサンマル子のトランクにこれを常備しており、大きな買物や不意の衝動買い・パシリお使い等に大変役立ってます。軍装品としては安い部類ですし、割とおすすめかも。

木漏れ陽とラビット
桜の開花こそまだだったが、既に春の息吹に満ちていた

千石峡では、春の渓流にうごめき始めたドジョウ等の小魚や水生昆虫等と戯れつつ、少し歩いて火気OKな場所を確認(←重要)、ひとりコーヒーを淹れて渓谷の景色を楽しみながら…暫しボヘーッと過ごしました。
 
筆者は職業柄PCと向かい合う時間がたいへん長い身なので、こういう時間をちょこちょこ設けて、生物としての正常な身体感覚と季節感をなるべく失わないようにしたいものです。

犬鳴セブンさん作、サンマル子。
かわいい!!!あと錆びてない!!!(←うれしい

といった感じでのんびり過ごした後ラビットの所に戻ると、ホンダCL400に乗ったナイスガイなライダー「犬鳴セブン」さんから
 
「ラビット、初めて見ましたよ!泥除けのラビットマークの画像撮っていいですか?」
 
とお声がけ頂き、こんな4コイチのゾンビラビットでいいのかな…という申し訳なさこそあったものの勿論OKし、撮影後も暫くお話していたのですが…
後日Twitterで再会でき、上のかわいいイラストを描いていただけました!
サンマル子の特徴を的確に捉えたゆるかわいいイラスト、本当にありがとうございます!

おあずけ(血涙

しかし、楽しい事ばかりではありませんでした。
筆者の家庭内事情ゆえ大きな支出をせざるを得なくなり、CB450のお迎えが今はできなくなってしまったのです。
 
まさに青天の霹靂。
非常に楽しみにしていたので少なからず落ち込みましたが、何かあった時は持ちつもたれつ、お互い様なのが家族というもの。恨みっこなしです。
 
出てしまった分は稼いで補えばいいのです!
お預けになっただけですし…頑張ります。

バンバン用ウインカーブザーらしいけど、どうなんだろ?

とはいえ、筆者のメンタルは大きなダメージを受けました。
サンマル子の癒しがなければ朽ち果ててになっていたかもしれません。
 
そんなハートブレイクな筆者でしたが、Twitterに流れてきたホンダCD125Tのウインカーブザー音の動画を見て、ふと思い出しました。
 
そういえば…昭和の長崎の街では、ピーピーと甲高いウインカー音のビジネスバイクだらけだったな… 
 
ああ、昭和…
 
そうだ、昭和!

いちおう昭和当時モノ

という訳で、ラビットに昭和当時モノのウインカーブザーを付けてピーピー言わせる事で更なる癒しを得て傷心状態を乗り切ろう!と思い立ったのです。

YB1用予備ハーネス(ジャンク)のパーツを活用

で、旧車屋さんにて発掘した「バンバン用らしいけどよくわからないスズキ純正ウインカーブザー」をゲット、ラビットの配線に割り込めるように追加配線をでっちあげて装着。
 
早速鳴らしてみたのですが…

死にかけたニワトリの悲鳴みたいなウインカー音にorz 
 
既にこの仕様で福岡市街地を走っているのですが…こんな地球の終わりみたいな音なので安全性も注目度も悪い意味で完璧です。
あと、お子様にはなんか人気のようです。
 
いずれCD125T用純正ウインカーブザー買って付けます…

仕事帰りにいつもの旧車屋さんでだべる日々

色々あってますが、筆者もサンマル子もYBも元気です。
 
そうこうしていたら、もうすぐ4月。
ツーリングの続きをやるには最高の月がやってきます。
 
その前にウインカーブザー買いますけどね!(切実

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