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いま僕ははっきりと「仕事よりも暮らし」なのです。

春は夜桜 夏には星 秋に満月 冬には雪
それで十分酒は美味い

それでも不味いんなら
それは自分自身の何かが病んでいる証だ

るろうに剣心 第百六十七幕

もうホントおっしゃる通り。

朝も昼も夕方も夜も 良いなと思います。
晴れも雨も曇りも雪も 味わい深いです。
春も夏も秋も冬も 美しい。
空も花も鳥の声も。

見逃していたくない、と思います。


よく晴れて爽やかな空。天気も気温もぴったりで、おにぎりとお菓子でピクニック。
風が吹いて葉桜が舞う。静かで穏やか、とっても麗らか。
ああ春だあ、と思います。

こういうので良い。これで十分。
この世界の今の空気を楽しみたくてゆっくり歩きます。

仕事で忙しくて暮らしに手が回らない。よくそう聞くのと反対で

日々が豊かで感じるのにいっぱいで、仕事している場合じゃない。
もちろん仕事もしますけど。
(先輩が「遊ぶのに忙しくて仕事する暇がない」って言った気持ちが分かります)

季節も時間も暮らしも日々も、見逃して過ごすにはもったいない。

自分より仕事が大きくなりがちですが、
揺らされず穏やかに生きていたい、それだけです。教員という感情労働を経た反動かもしれません。

「自分を弱くして関係を結ばなくて良いよ」とある人が言ってくれました。

組織に入って働くとき、自分を受け入れてもらいたいとき、
大きなものの歯車として自分を小さい存在にして、お金をもらえるなら…と弱くなりがちだけど。

働き方を変えるとき、変えたいのは働き方に留まらないから「生き方ブレスト」と名づけたおしゃべり企画をしています。

僕という個人にも譲れず大切にしたいものがある。それで良いと思うようになりました。

我慢せず出してみる。相手と自分の条件を出し合う。合致したならよろしくです。食い違うなら爽やかにバイバイ。いったん接点を探してみる。
相手も「自分も」大切にする。それが対等ということだなと。

正規教員から非常勤やオンラインに切り替えたことで、教育を嫌いにならずに済んだように。
自分にとっての良い距離や条件を整える。仕事するならその中で。

叶わないなら無理することもなし。世界の美しさで僕は十分。

忙しくなるならお金はいらない。
お金はそこそこ必要だ。でも忙しさとの引き換えならばごめんください。
それが今の自分です。

頑張って納めてまたすぐ始まる。それはちょっと慌ただし過ぎる。季節労働くらいがちょうど良い仕事もあります。

それくらいの割り切りでいられるように、お金に頼るのを半分にする。
やっぱり暮らしがあってこそ、僕のすべてはあるのです。

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毎日の日記も続けて3年になりました。
暮らしのできごと、考えたこと思ったこと、こう考えれば良いかも…

それを暮らしのエッセイとして連載したい。
そう思うようになりました。

日々の中に、自分の中に、こんなにもたくさん感じられるものがある。
僕らの日々こそ、それだけですごいのです。
なるべく感じきりたくて、日記を書いています。

大したことなくて、わざわざ話すほどでもなくて、SNSにも載らなくて、
仕事や新しい取り組みの眩しさに負けがちだけど、本当は話したいこと。
自分しか自分のすべてを知らない孤独。
それを交わせたら、とずっと思っています。

返信しなくて良い交換日記のような、いっしょにいるから言える独り言のような。
人には言えるけど自分にはかけてあげられない優しい言葉のような。

今週の日記から一つとりあげて書く週刊エッセイ。まずnoteに書いてみます。

よければお付き合いくださいませ。

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