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タイ 住居登録(タビアンバーン)取得と外国人登録の申請



タイのタビアンバーン(住居登録)


ご覧くださってありがとうございます😊

前回 タイ移住後の住まいのコンドミニアムを契約した話を書きましたので、今回はタイにおける住居登録(タビアンバーン)の取得と外国人用のIDカード(正確にはIDカードではなく外国人登録証)の入手について書いてゆこうと思います。タイに興味の浅い方は退屈かもしれませんがお付き合い下さると幸いです🥴

さて住居登録(タビアンバーン)とは何ぞやと言う事で簡単に説明しますと タイに存在する住居建物登録された家屋に1冊の冊子(謄本ですが)が発行されて、住んでいるタイ国民はそこに記載されて登録されると言うシステムがあります。基本的にタイ国民は全員登録される事になります。日本で言う戸籍と住民票の合体みたいな感じですかね?このタイ人が登録されるタビアンバーンの冊子は紺色です。

親戚の家の前の道路では直ぐに宴会が始まります

そこで35年ぶりにタイに帰国する事になった妻はタビアンバーンに登録する必要がありました。 タイ人なのでIDカードはずっと更新して所持していましたが タイにおける居住地の項目は35年間変更無しに更新して来たので、実際には其処にはもう誰も住んでいない状況になっていました。その為 タイ人である甥っ子兄弟のどちらかの家に入れてもらおうと言う事で、甥っ子の弟の方の家に入れてもらいました。簡単に登録できた様ですが、その為に 移住前の6月始めに1週間タイに行って手続きする事になりました。コンドミニアム探しも兼ねてのタイ行きでしたが、コンドミニアムは結局見つからず、 日本に帰って来てからになりました。
「良い所無かった!」
と言われてしまいました。
そう言われてもな~ 
この時点では、もし良い所が見つからなかったら適当なところに仮住まいして それから探してもいいかな~ぐらいの考えもありました。

外国人用のタビアンバーンがある


妻のタビアンバーンはそうして甥っ子(弟)と一緒の家で登録出来ましたが、先程タビアンバーンの説明にも書きました様にタビアンバーンに記載されるのはタイ国民なのです。(外国人でも永住者とかは大丈夫みたいです。)
私は日本人です。
一時滞在の外国人(永住者では無い)にはタビアンバーンは別の冊子が発行されて登録される様です。通常のタイ人のタビアンバーンは紺色で私の様な外国人は黄色のタビアンバーンが発行されます。
結婚ビザを申請する前にタビアンバーンに登録しておいたほうがいいのではないかと考えた為 まだノービザの状態でのタビアンバーン登録になりました。
動画とかWEBで調べると取得難易度が人それぞれ全く異なったり必要書類の種類も全く違ったので、念の為 考えられる種類の書類は準備して当日に臨みました。


外国人用の黄色いタビアンバーン

実際の手続き


実際に取得してみてから考えると、私の場合は非常に簡単に取得出来たと言えると思います。結婚してから35年間ずっと日本で一緒に暮らしてきた事実が大きかったようで、 当日直ぐに発行出来ましたし、用意した書類も殆ど必要ありませんでした。

当日 朝からタビアンバーン登録地元になるLak si区役所に向かいます。登録にタイ人2人の証人が必要なので、甥っ子(弟)の両隣のオバサン達に来てもらいました。
あまり外国人がタビアンバーン登録には来ないようで、内容が理解出来るのは担当係長の女性1人のようでした。
妻に隣に付いていてもらって、書類と会話の通訳をしてもらいながら手続きを進めます。
私の場合、妻との結婚の証明さえ出来れば全く問題無いとのことでした。
「長いからね〜 私まだ産まれてないよ!」
私達の結婚生活に対してこんな感想を言いながら女性係長がテキパキと作業を進めてくれました。
結婚に関する書類は日本もタイも揃えていったのですが、必要とされたのはタイ側の書類だけでした。

用意していった戸籍の翻訳証明(必要なしでした)


翻訳したパスポートの証明(必要なし)

日本大使館に英文の証明をとってタイ語の翻訳業者に翻訳してもらってタイ外務省の承印までとった書類が全部帰って来ました! まあ結婚ビザの時に使えるからいいかな?


タイの戸籍登録(必要)
タイの戸籍登録2(必要)

パスポートの証明と現住所の証明と戸籍の証明をとっていたのですが日本関係の証明は全く要らなかったみたいですね。
結局は
「2人が初めて出会ったのは何年ですか?」
(38年前だったよな?)
とか
「お子さんが産まれたときは何処に住んでいましたか?」
(東京だったよな?)
とかの質問に答えて手続きが終わり、昼休みに写真屋さんで撮った顔写真も1枚しか必要ありませんでした。
昼休みが終わって、書類にサインしたりして待っていると2時過ぎには 私の黄色いタビアンバーンの冊子が出来上がりました。
手数料 200バーツ(確かこの位 領収書が見つかりませんでした)
冊子のケース(透明ビニール) 20バーツ
昼休みに街で撮った写真代 100バーツ
しか 経費かからなかったかな
あと 証人で来てくれた近所のおばさん達にお昼奢った分はいくらだったか?忘れました!一番高かった!😂

発行前の内容書類(写真はこの1枚だけでした)



発行されたタビアンバーンと外国人登録証

外国人登録


タビアンバーン発行後 
「外国人登録のカードも直ぐにできるよ」
と言う事だったのでそのまま申請しました。カード用の写真撮影して30分位で直ぐに発行されて 
手数料 60バーツ
ノービザでの外国人タビアンバーン取得と外国人登録証の発行はこんな感じで半日?で終了しました。
タイ語のわからない私より 周りの人達の方が疲れたと思います。
自分の事なのに ほとんど皆んなにやってもらって申し訳ありませんでした!
言葉のわからない私に最初から最後まで一生懸命説明してくれた係長さん
みんな ありがとうございました!
次回はノービザのままでは直ぐに滞在期限が来てしまいますので、とりあえず結婚ビザ申請までのつなぎで ノービザの延長について書こうと思います。
今回 タビアンバーン申請したのがLak si区役所でしたがノービザの延長手続きが出来るのがSRTダークレッドラインのLak si駅の目の前IT-SQAR LAK SIの3階と言う事で地域的にはタビアンバーン登録した街と同じになるのでお馴染みの街と言う事になりますね。
次回も宜しく!

ホアヒンのプールヴィラで(犬も泳げます!)




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