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タイ移住 賃貸コンドミニアム契約 



タイの賃貸コンドミニアム


2023/7/1にトイプーのサクラを連れて夫婦でタイ移住しましたtoshiです。

前回の記事でコンドミニアムの引っ越しについて書きましたが、今回は最初のコンドミニアム契約について書いてゆきます。
タイの住居登録(タビアンバーン)と外国人登録については次回に繰り越します(思ったよりコンドミニアム契約が長くなってしまったので)

犬連れでタイ移住なので、タイでの住まいは当然ペット可である事が必要条件になります。
資産をお持ちの方は現地で不動産を購入して生活する選択肢もあると思いますが、私の様なド庶民で年金だけでは日本で生活出来ない様な状況の人間には日本よりも安く借りられる賃貸を契約して生活するのが最も理にかなった方法です。
タイ人の妻が居るといっても、35年もタイを離れています。
親戚達は沢山居るのですが突然我々がその生活の中に入って行くのはちょっと厳しい状態だと思われたので賃貸のコンドミニアムを探して家族だけで生活して行こうと言う結論になりました。
妻も産まれた国のタイで生活した時間より、日本での時間の方がずっと長くなっているので、タイに暮らすタイ人の方から見ると、ほとんどタイ語が話せる外人に見えてしまうようです。実際まだ日本に住んで居た頃 何回もタイに里帰りしていますが、その時に妻にタイ語で話しかけてくれるタイ人の方はほぼ居ませんでした。皆んな英語で話しかけて来て、妻がタイ語で答えてなんていう状況でした。

バンコクのコンドミニアム入居当日


ペット可物件探し


さて部屋探しです。
バンコクのペット可物件はちょっと日本より少ないのではないかと思われる状況でした。
もちろん日本よりも高い家賃を出せば いくらでも物件は見つかりそうでしたが、定年退職して、会社と言う後ろ盾の無い我々にはそんな高額の家賃は無理です。年金で生活する前提で決めた家賃の範囲内で部屋探しして、これはと思う部屋が見つかったら親戚達に協力してもらって現地の状況を見に行ってもらったりしていました。
そうして決めたコンドミニアムに入居する事になったのですが、前回の記事(コンドミニアム引っ越しました)に書いたように、日本で話していた時は
「ペットOKですよ!」
だったのが、実際 現地に着いての契約の時に 部屋のオーナーはペットOKですが、コンドミニアム自体はペット不可である事が判明します。
「クローズドシステムなので部屋の中はOKだけれど外に連れて行くときは見せないように気をつけてください」
なんて言ってました。クローズドシステムなんて聞いてないけどな〜
話が違うじゃん!
と言う感じでしたが、ここからまた新しい部屋を探すのも大変なので、とりあえずここで暮らして、いずれ良い所があれば引っ越せばいいね!と言う事になりました。

エレベーターに罰金3000バーツの張り紙が!
(日本円で約12500円)

ほとんど初めての海外生活


タイに入国してから親戚の家に仮住まいしていたので、そこからコンドミニアムに移動して我々のタイ移住生活が始まりました。最も妻にとっては自分の国に帰国と言う事なのですが やはり35年のブランクがあるので浦島太郎状態ですからまた1からタイの事勉強して行かないといけない状況でした。
日本で考えていたペットと一緒のコンドミニアム生活とは物件がペット不可だった為ちょっと違う形の生活になりました。散歩に行く時に サクラをペットカートに入れて 大判のスカーフを被せて隠してエレベーターに乗り、コンドミニアムの敷地から出た所でカートからおろして散歩です。半月位はこの方法で散歩していましたが、大きなカートをその度に出し入れするのに疲れてきて、布製のバッグにサクラを入れてコンドミニアム敷地内は移動する様になりました。

サクラを持ち運ぶ為の布製バッグ

沢山居る放浪犬


サクラは小型犬なので、タイに詳しい方はご存知と思いますが、バンコクは少なくなったとはいえ、まだまだ野犬なのか放し飼いの犬なのかアチコチに大きなボス犬達が居ます。セブンイレブンの自動ドアの前で冷気待ちしている通称セブン犬とか有名デスよね。
人間には慣れている犬達ですが、犬同士で対峙した時に何かあると、日本での散歩の時の様に飼い主がついていれば犬を止めることができますが、タイのボス達の場合 基本的に1人?なので、誰も止められません。コンドミニアムの周りはバンコクとしては落ち着いた所ですが、やはり散歩するのに気をつけていかないと5〜6匹のボス達と遭遇する事になります。出会った場合、基本的にサクラを抱き上げて見せないようにしていましたが幸いにも攻撃的なボスは一匹も居ませんでした。(むしろ興味無いみたいな態度でした)
暮らして居るうちにわかったのですが、我々のコンドミニアムにも我が家の様に 犬を飼っている部屋は何件も有りました。ただ、日本の様に散歩をさせる概念が無いのか あまり部屋の外に出していないみたいです。それが犬にとって幸せな事なのかどうかは色んな考え方があると思いますので言及する事は避けますが、サクラの場合と言うか我が家の場合、犬と暮らして18年間朝夕の散歩は必ず行ってきたので散歩に行かないと落ち着かないのです。ですのでボス達に気を使いつつ朝夕の散歩は必ず行ってきました。


最初の頃の散歩コース

タイ人は動物好き


そのうち散歩コースの人達もサクラを認識してくれる様になり多い時だと4人位がオヤツを持って待っていてくれるようになりました。飼い主にとっては散歩サボれないし時間もあまりずらせないのでプレッシャーがありましたが日本から来たサクラを皆んな可愛がってくれる事に大感謝でした。
更に 日本でサクラのトリミングをしてくれていたトリマーのお姉さんが我が家とほぼ同じタイミングでタイに移住してバンコクのペットサロンで働く事になって バンコクにおけるサクラのトリミングは日本に居た時と全く変わらずに出来る様になりました。(これは 予想外の事だったので我々もビックリでした。若い方の行動力は素晴らしいです!)
バンコクでサクラと暮らして、アチコチに連れて行ったりして感じるのはタイの人達の動物に対する優しさです。ペット可の賃貸物件が少ない割にペット可の飲食店とか店舗は日本よりもずっと多い感じです。通常ペット駄目そうな店でも(いいよ、いいよ)みたいな感じでOKしてくれる所が多くありました。

チャトチャックのイグアナ

タイのペット産業


バンコクのペット事情は私が感じる限りですと日本の10倍位のマーケットになっているのではないでしょうか? サクラのペットカートを買いにバンコク観光では有名なチャトチャックマーケットに行ったのですが 一説によると総店舗数が15000店を超えると言われる超巨大マーケットの1/10がペット関連の店舗だったとしても1500店はあるわけで(実際 面積的にはそんな感じです)日本なら ペットフェアとか何かイベントでもなければとても見られない様な規模です。勿論 輸出販売等も盛んにおこなわれていると思いますが、日本であの店舗数を維持できるとは到底思えません。
私事ですが 私も子供の頃から動物好きで 中3から高3まで熱帯魚系のペットショップでバイトしていた経験があります。その後もペットの業界は興味を持って見ていたので何と無く日本のペット産業の規模感というものがわかります。
タイ バンコクのペット産業の規模は日本の10倍位かなと言う観測はそんなところからの推測ですので細かい所は突っ込まずに見逃してやってください

お姉さんにおやつを貰うサクラ

散歩していると若いお兄さんやオジサン達も声をかけてくれます。日本だと私がサクラを連れて居るとほぼその様な事は起こりません
妻や娘達が連れていれば違うのでしょうが私の様なオヤジが連れて歩いて居ると声をかけてくれる人はとても少ないのです。それがタイだと普通日本なら犬になんか声かけない位の年齢のお兄さん達やお父さん達も声かけてくれますし、お姉さんやおばさん達は当然の様に声をかけてくれます  言葉がほとんど通じないのが困りものですがサクラのおかげで現地の人達との繋がりが出来て助かりました(怒られずにネイティヴのタイ語が聞けます。妻がタイ語話す時は殆ど怒っている時なので)
サクラの散歩も落ち着き 毎朝近所で開かれるミニマーケットみたいなのにも馴染んできてコンドミニアムの生活も生活リズムがでてきました。

次回はタイの住居登録(タビアンバーン)の取得と外国人登録の事を書く予定です。

バンコク中心部にお出掛け


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