地域の仕事に携わることになった原体験

おはようございます。
先週の土曜日はジャケットがいらないくらい暖かかったのに、今週は一転、めちゃくちゃ寒かったですね。
佐賀、菊池、菊陽、人吉エリアに出張で動き回っていたので積雪がたいしたことなくて助かりました。

今日は木下斉さんの1/26のVoicyの放送を聞いて私の原体験と重なるものがありましたのでまとめてみました。

詳しくは聞いていただきたいのですが、簡単に言うと、高校生にネットショップで特産品を売らせて売れなかっただろ?商売って厳しいだろって言ってる大人と、悲観的な記事ばかり伝えている地方紙の大人がいるって感じです。

こんなことしてたら地方からどんどん若者が離れていくことにしかならないと思います。

私が今この仕事をしているのは、大学生の時に別府の商店街や、竹瓦温泉周辺の方々と一緒に地域を盛り上げることに参加させてもらって「楽しい!」と思わせてくれたからだなと改めて感謝が止まりません。

いきなり現れた何も知らない学生に、商店街のお祭りでお店を出させてくれたり、周辺のバイトよりよほど良い賃金をバイト代を出してくれて手伝いをさせてくれたりと本当にありがたかったです。

特に思い出に残っているのは、竹瓦温泉の前で七輪で秋刀魚と椎茸、ビールをセットにしたものを販売したことです。
確かセットの価格が1500円くらいしたときおくしているのですが、学生からすると秋刀魚と缶ビールで1500円って本当に売れるのか?と不安で、残ったら僕達で食べようねとか言ってたのですが、めちゃくちゃ売れるんです。笑

売れるので当然楽しくて、ビールのおかわりを案内してみたり、追加で焼けるものをスーパーで買ってきてオプションで売ってみたり、近くのお店の販売しているメニューもデリバリーしたりと学生のフットワークの軽さを活かして動き回りました。

また、竹瓦温泉の近くは風俗店が多く、風俗店の客引きの黒服の方がたくさんいるのですが、夕方お店をオープンさせる前に、秋刀魚を焼いてその方達に配りに行くように教えていただきました。
秋刀魚を焼くと煙が出るので、少なからずそのお店の方達にご迷惑をかける可能性があるので、事前に秋刀魚をお持ちしてやっている事を知ってもらい、「何やってんだ?」からの「頑張ってるな」と思ってもらうようにする事が大事である事を学びました。

他にも地域のゴミ拾いをすると温泉に入らせてもらえたりする、別府の路地裏の地域通貨「湯路(ゆーろ)」で毎週金曜日の朝に別府の北浜を地域の方とゴミ拾いしたり、竹瓦温泉前で浴衣でピンポンの設営をしたりと地域の取り組みに参加させてもらって楽しかった経験が今の地域に携わる事を仕事にさせてもらうことにつながっています。

携わった学生、若者がすぐには地域に帰ってこないかもしれませんが、地域での楽しい思い出や、成功体験をもとに地域に戻ってくるんだなと感じました。

ゆくゆくは地元の別府で母校のAPUの学生と一緒に地域で楽しい事ができたらなと思っています。

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