最近あるYou Tubeを見ていたところ、ダイエットの案件動画で薬を使ったダイエットを紹介していました。

SGLT２阻害薬という血糖を下げる薬などを使用するもので、糖質制限という言葉や糖＝悪という間違った印象が植え付けられた今、少し流行るんじゃないかな？と思ってしまいます。

薬を使ったダイエットに対する私の意見は当然『NO』です。

そもそも私の考えるダイエットは、心身ともにダイエット前よりも健康になるということが大前提にあるからです。

カラダや体重は理想通りだけど、疲れやすい、ヤツレて見える、関節が痛いなどは良いダイエットとは言えないと思います。

なぜこういったダイエットが出現するのか？

私は医者でも薬剤師でもないので薬に関する知識や説明は割愛します。

SGLT２阻害薬についてはネットや書籍で各自調べてみて下さい。
※私が調べて気になったのは尿路や性器に感染症が起こりやすいこと、脱水などが起こりやすいという副作用です。

毎年のように新たなダイエットが出現する理由は『欲』という言葉に集約できると思います。

ダイエット関連の商品やサービスを売りたい人、楽して痩せたい人と双方の欲が一致してくるからだと考えられます。

厳しいことを言いますが、そもそも堕落した生活や楽な方を選択し続けた結果が今のカラダです。

それなのに元に戻すときまで楽をするという感覚では、いずれリバウンドすることでしょう。

不快に感じる方もいるかも知れませんがこれが事実です。

魅力的？に見える商品には人間の欲が絡んでいるというのは頭に入れて置きたいですね。

薬を使うことの問題点

薬を使うことも問題点は副作用にあります。先程※で書いたものがそれです。

それ以外にも、通常吸収させるはずの栄養素を体外に排出させるときに他の栄養素まで排出する場合もあります。

ダイエットサプリメントにも体外に排出するようなモノもありますが、ミネラルも排出してしまうことが問題となったります。

また吸収を阻害する薬であれば、その人にとって必要な分だけ阻害するなんて都合のいい効き方はしてくれません。

薬のキャパを大幅に上回る量を摂取していたり、反対に少し気にして普段よりも量が少なくなっていることもあるでしょう。

前者であれば、薬の効果は少なくなりますし、後者ならば必要な脂質まで吸収できなくなり後々ホルモンの材料が不足したり、肌が荒れるなどの問題に発展する可能性があります。

ダイエットの必要ない生活を目指せ

最終的にはダイエットをしなくていい生活習慣を身につけることが必須です。

特定の食品や栄養素を一切カットするようなことを続ける必要はないですし、飲み会やママ友とのランチを断る必要もありません。

また毎日のように歯を食いしばって、きつい運動に耐えることも必要ないでしょう。

結局はトータルでどうなのか？が重要です。

すぐに痩せなければいけない場合を除いて、ゆっくり長い目で取り組んでいきましょう。