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無料で飛行機に乗り無料で高級ホテルに泊まる方法

【まえがき】
仲良くしている『高身長高学歴高収入イケメンスポーツ万能クラシック好きで文化的素養もありオシャレな部屋に住んでいる性格穏やかな優しい若手エリート商社マン』の超絶ハイスぺ後輩が、この度欧州のある国に駐在することになりました(欧州駐在とかハイスぺにさらに磨きがかかる!)

とても仲良くしてもらっていたので寂しいですが、マイレージやクレジットカードやホテルポイントなどの細かいことを何も知らない彼に、海外生活をするにあたって役に立つ情報をレクチャーすべく、駐在の先輩(僕は途上国でしたが・・)として引継書を作成しました。旅人の中では常識となっているこのような情報も、普通の会社員には思いのほか知られてなかったりするのでこの引継書は一般的にも有益な情報だと考え、noteに公表するに至りました。

とはいえ、僕も界隈でよく言う「修行」をしたわけでもなく、意識的にポイントを貯めてるわけでもありません。獲得できるポイント類を無駄にはしたくないけど、財布の中がメンバーズカードでパンパンになったり、少しでもお得だからと隣町にガソリンを入れに行くような時間と労力を無駄にするような本末転倒なことはしたくないので、初めにこれさえしておけば、あとは放置でもマイルやポイントが貯まる(しなかったら損する)方法をまとめていきたいと思います。

※注意
・知ってる人にとっては当たり前の情報ばかりです。何をいまさら!と思わないでください。
・僕もマニアではないのでもっといい方法もあると思います。その場合はむしろ教えてください!僕も知りたいので。

【目次】
1 マイレージ
2 ホテルポイント
3 クレジットカード、外貨、銀行など


【本編】
1 マイレージ
マイレージとは1マイル=約1.6kmを飛行機で飛ぶごとに与えられるポイントのようなもの。
例えば成田→フランクフルトの実際の距離は5810マイル(9350km)
これが基本マイル。さらにこれに乗ったフライトのクラス(ファースト、ビジネス、エコノミーやさらにその中でも細分化されたどの買い方をしたかなど)で加算倍率が決まり、さらに様々なボーナスなどがついて最終的に加算マイレージポイントが決まる。
これとは別にクレジットカードが付帯したカードであれば、日々の買い物で100円毎に0.5~1.5マイル が加算される(カードのレベルによる)

上記を踏まえてどのカードを持てばよいか。
世界中の航空会社は下記に分類される。
A) スターアライアンス(ANA、ルフトハンザ、シンガポール航空、タイ航空、ユナイテッドetc)
B) ワンワールド(JAL、キャセイ、アメリカン、ブリティッシュエアウェイズ、カタール航空etc)
C) スカイチーム(デルタ、エールフランス、大韓航空、KLM、チェコ航空etc)
D) その他(個別でマイレージプログラムをもっている、エミレーツ、エティハドetc)

上記A)~C)の同じグループ内であれば、多少の違いはあれどどの航空会社に乗ってもマイルは貯まる。 従って、同じグループ内には一つのカードで良く、複数もって分散させる意味はあまりない。
ただし同じグループ内であってもメインで使うのがルフトハンザのフライトであればマイル積算率や利用時のマイル数の効率を考慮してルフトハンザでカードを作るのが望ましく、そこをANAで作ってしまうと積算率や利用できるサービスという点で効率がよくない。
欧州のある国といったが、もう言ってしまうと、彼はチェコに居を構えドイツとポーランドには頻繁にいくのだという。
チェコに駐在し、欧州各国に行く前提であれば、A,B,Cすべて使う可能性が高い。
となると、乗る頻度の高いルフトハンザ(上記Aグループ)で現地通貨用クレカ機能付きカードを作り、JAL(Bグループ)とチェコ航空(Cグループ)でマイレージカード(クレジット機能なし)を作るのがベストか。但し将来的なことも考慮するとANAの永久上級会員になれるメリットも大きいため、ANAカードを持ってもよい。
僕の場合は、ANAクレカメイン(永久上級会員)、JALとデルタをクレカ機能なしマイレージカードとしているが、欧州拠点であればまた違ってくる。
→(結論)スタアラはルフトハンザクレカメイン(現地通貨用)、ANAクレジット付きカードサブ(日本円用)、ワンワールドはJALクレジット機能無し、スカイチームはチェコ航空クレジット機能無しでよいと考える。

2 ホテルポイント
駐在中は多くの高級ホテルに泊まるため、泊まるたびにそのホテルグループのポイントは貯めるべき。世界最大のマリオットグループは当然だが、IHG(インターコンチネンタル)、ヒルトン、ハイアットあたりは会員になっておくべきだろう。その中でもマリオットはAmexカードを持っておくと色々とお得であり、クレジット機能付きカードにすることでポイント取得が格段に速い(実際に僕はこれのおかげでカタールW杯中に1泊48万円のホテルに無料で泊まれた!!!)。但し年会費が高いのが問題。

3 クレジットカード、外貨、銀行など
駐在中は現地で銀行口座が開設できクレカも保有できるが、チェコ、ドイツ、ポーランド全てで保有できるのだろうか?(現地にて要確認)
それぞれ通貨が違うので出来るなら全部ほしいところだが。。。
チェコはメインで居住するのでマスト。ドイツもユーロ建て口座があれば何かと役に立つのでマスト。ポーランドは出張ベースなのであればいいかなという程度。
銀行は出来れば各国最大手がいい。海外に行ったときの有用性が違いすぎるためである。
僕も上記で途上国といったが具体的にはインドに駐在していた。しかしインドルピー建てではあったが香港のHSBCの口座を持てたため海外旅行時に使いやすく、日本円建てのクレジットカードキャッシングとインドルピーの為替レートの良いほうを使って各国で引き出していた。

なお、旅行や出張で上記3ヵ国以外に行くことを考え、セディナカードを持っておくことをオススメする。年会費無料、現地通貨キャッシング時ATM手数料無料(ATM手数料かかると現地で記載あっても実際には無料)
インターネットでの簡単な操作で繰上げ返済ができ、キャッシング金利も極限まで抑えることができるのでほぼ為替手数料なく外貨を利用できている。
これは海外旅行するにはかなりお得で重宝している。

【まとめ】
結論としてのオススメは
<クレジットカード>
・ルフトハンザ航空クレジット機能付き(ユーロ建て)・・・ユーロ払い用、スタアラメイン
・ANAカードクレジット機能付き(円建て)・・・円払い用、スタアラサブ
・セディナカード(円建て)・・・海外旅行時外貨キャッシング用
・Marriott Bonvoy Amexクレジット(円建て)・・・ホテルポイント用(クレカとしては必須ではない)

<銀行口座>
・ドイツの大手銀行口座・・・ユーロ払い用
・チェコの大手銀行口座・・・チェココルナ払い用(デビット機能付きのはず)
・ポーランドは状況に応じて

<クレジット機能無しカード>
・JALカードクレジット機能無し・・・ワンワールドメイン
・チェコ航空カードクレジット機能無し・・・スカイチームメイン

これでクレジット3 or 4枚、銀行口座(日本除く)2 or 3枚 となり多すぎないレベルかと。
(もちろん既にもっているクレカが何かという問題はあるが・・・)

【おまけ】
少しマニアックだが、ポイントサイトというものが世の中には数多くある。
その中でもハピタスというサイトが簡単にポイントが貯まりやすいのでオススメ!
クレジットカードを発行したり、口座開設したり、bookingやじゃらんなどの旅行サイトを使う際にこのポイントサイトから各サイトに飛ぶだけでポイントが蓄積される。楽天ポイントやdポイントのように特に意識しなくてもこのサイトを経由するだけでいいため、宿泊や移動が多ければどんどんポイントが貯まり、定期的に数万円キャッシュバックされるイメージ。
この流れは説明するよりやってみたほうが早く、ハピタスのサイトを利用すれば問題なく理解できるはずなので是非利用してみてほしい。


【まとめのまとめ】
ということで、ポイントを意識してばかりでも時間と労力を無駄にしてしまう。かといって何もしないと機会損失。会社から駐在員としていくのであれば信用力のある人間として社会的に認められるわけだから、それを利用してマイルやクレジットやポイントを意識せず普通の生活で貯めていくことで無料で飛行機に乗れて無料で高級ホテルに泊まれます!無料で遊んで無料で泊まってその分美味しいもの食べて豊かな旅Lifeを過ごしましょう!!

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