トシ@旅人セレッソサポーター

1年米国5年インド生活、世界59ヵ国を旅。12年働いた商社を退職→2019年から大阪市…

トシ@旅人セレッソサポーター

1年米国5年インド生活、世界59ヵ国を旅。12年働いた商社を退職→2019年から大阪市阿倍野にてMad Cat Hostel Osaka & Barを経営→2022年5月から世界中に旅に出ています!

最近の記事

なぜ旅をしているのか

僕は典型的な日本企業で12年働いた。 学生に人気の商社で且つ海外駐在もしてそれなりに偉くもなってきてて給料もそれなりに良かった。でもそれも全部捨てて色々経た結果、今は仕事もせずに家も持たずにフラフラ旅をしている。 なんで旅なんかしてるんだろう。。。と思うこともあるので今回はそれをnoteにまとめておこうと思う。 貧乏なわけでもないが取り立てて金持ちでもない普通の家庭で育った僕は、子供の頃から海外に連れて行ってもらえることなど当然なかった。 大学生にもなると海外旅行をする友人

    • 夢のカタール3週間

      <異例ずくめのW杯> お酒のないW杯、初めての12月のW杯。W杯に行った人のツイートや試合に関する論評なんてものは死ぬほど溢れている。 セレッソ大阪サポーターとして旅をしていたなかでなんとかたどり着くことができた僕が、応援の中心にいるサポーターたちを身近で見て感じたことなどをnoteに記しておこうと思う。 <カタールへの入国> ひとつ前のnoteに記載した通り、壮絶なインド・ネパール旅を経てこのカタールの地にやってきた僕は、砂埃にまみれた汚い体でドーハ・ハマド国際空港に降り

      • インドネパール人生最高のハード旅(後編)

        <ネパールへ> さぁいよいよネパールへ向かおう。色々調べてシッキムに行く拠点であったスィリグリという街から1時間程度いったところがネパールとの国境で そこでネパール入りして西へ向かって首都カトマンズへ行こう!と計画をたてていた。 行きで来たようにまた同じく5時間かけてスィリグリへ。そして今にも潰れそうなオンボロバスで1時間かけて国境へ。 携帯でネットができる現代ではこのような途上国でもgoogleで調べつつ移動すればなんてことはないのだが、チェンナイからこちらへ来てから何故か

        • インドネパール人生最高のハード旅(前編)

          <まえがき> 過去に50ヵ国を旅した僕にとって、その中でハードな旅はもちろんあったものの今回ほどハードな旅はなかったかもしれない。 20歳で初めて海外旅行に行ったのは2003年。携帯は当然海外で使えず、インターネットはごく稀にあるネットカフェで有料でするしかなかった。さらに英語も喋れず、経験値も少なかったのでトラブルだらけだった。 しかしながら訪問先が色々とオーガナイズされていたヨーロッパだったこともあってか、今回ほどのカオスでタフな旅ではなかったように思える。 それほど今回

        なぜ旅をしているのか

          無料で飛行機に乗り無料で高級ホテルに泊まる方法

          【まえがき】 仲良くしている『高身長高学歴高収入イケメンスポーツ万能クラシック好きで文化的素養もありオシャレな部屋に住んでいる性格穏やかな優しい若手エリート商社マン』の超絶ハイスぺ後輩が、この度欧州のある国に駐在することになりました(欧州駐在とかハイスぺにさらに磨きがかかる!) とても仲良くしてもらっていたので寂しいですが、マイレージやクレジットカードやホテルポイントなどの細かいことを何も知らない彼に、海外生活をするにあたって役に立つ情報をレクチャーすべく、駐在の先輩(僕は

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          ついに100都市目~ここまでのまとめ

          2022年5月末に旅をスタートしてついに100都市目を超えた。 サッカー観戦目的でいく街も多かったため重複もかなりあるが、ゆっくり滞在した街、ご飯を食べただけですぐ移動した街、色々含めて記憶に残っているうちに文字にしておこうと思う。 まず2022年5月26日に期限無しでスタートした旅。 ここまでの流れは 名古屋→箱根→河口湖→平塚→名古屋→下呂→飛騨古川→高岡→和倉温泉→越後湯沢 →横浜→平塚→東京→名古屋→大阪→広島→仙台→東京→大阪→鹿島 →東京→河口湖→甲府→東京→名

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          一人旅シリーズ ~越後湯沢編~

          ノーベル文学賞を受賞した川端康成の「雪国」 そんな舞台になっていたことも知らずFuji Rock以来に再訪した越後湯沢。 外が見えない夜の新幹線を降りると正に 『トンネルを抜けると雪国だった』 海外一人旅で空港からでた瞬間に感じるのに似た異質さ。言葉に出来ない感覚。 半年前泊まったゲストハウスが目的地。たった1泊しかしていない僕を覚えてくれてた方々と再開。 ホテルに宿泊では体験できない喜びがゲストハウスにはある。 朝起きて外に出ると、一面の雪景色。 透き通った寒い朝の空気

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          猫と魚とセレッソ大阪

          【阿倍野との出会い】 僕と妻はMad Cat Hostel Osaka & Bar(以降Mad Cat)を2019年夏に大阪市阿倍野区にオープンしました。大阪市内でホステル(ゲストハウス)を経営したいという思いがあって、妻が数多くの物件を調べてくれて阿倍野区の今の場所に居を構えたのですが、そこまでは紆余曲折がありました。 ホステルというものが一般的に認知されていないこともあって、民泊と同じ扱いを受け、「民泊=外国人が騒ぐところ」という悪いイメージが当時は色濃くありました。そ

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          ただの少年サポーターがスタジアムに店を出すまで

          【夢だけは一緒だった】 ファン?サポーター?にわか?コア? 呼び方は色々あれど、セレッソ大阪が好きという共通点さえあれば僕は一緒だと思っている。そこを議論しても意味がないのでここでは全部まとめてサポーターと呼びます。 僕が彼と出会ったのはいつかも覚えていない。たぶん2006年くらい?J2に落ちそうで(落ちたけど)大変だったのは覚えている。 今ではスタジアムで酒飲んで偉そうにヤジを飛ばしているだけの僕も、当時はゴール裏のいわゆるコアサポーターとして活動していた。でも社会人

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          37歳中南米自分探しの一人旅(完結編)

          <陸路国境越え> コロンビア→メキシコは空路移動なので余裕。そしてメキシコでは、アメリカの金持ち達が集まるリゾート地であるカンクンをたった1時間でスルーし、メキシコとベリーズの国境の街チェトマルへ向かった。 (どうでもいいがカンクンの空港では、昔インドなどでよくいた旅行者をカモにした嘘つきの旅行会社やタクシードライバーが非常に多くて相当うざかった。その他のメキシコではそんな奴らはいなかったのに。。。) で、チェトマル。この街は大した街ではないが、ベリーズとの国境沿いの街で、

          37歳中南米自分探しの一人旅(完結編)

          37歳中南米自分探しの一人旅(中編)

          <チャリ旅> ブカラマンガはサッカー観戦のために行ったのだが、ホステルは非常に居心地がいいし、街の人々も非常にフレンドリーかつ治安もいい、ということで延泊してチャリを借りることにした。というのは前編で記載したとおり。 奇跡的に日本人旅行者にも出会いようやくチャリを借りることができたもののもはや夕方4時。 どこ行こうかとと考えてたら15km位離れたところにヒロンという小さい街があり、そこはスペイン占領時代の石畳の古い町並みがオシャレだという情報を聞きつけ行ってみることに。 最近

          37歳中南米自分探しの一人旅(中編)

          37歳中南米自分探しの一人旅(前編)

          <はじめに>  37歳にもなって中南米自分探しの一人旅に行ってきた。  「自分探しの」などと言うと冗談めいているが、これまでの自分の人生で、次の目標や生きがいを見つけるきっかけはいつも旅から産まれていたので、はっきりいって本気だ。 会社を辞める決心をして、もう一度自分の生き方を見つめ直したいと思った部分は当然あったので、このタイミングで旅に出られたのは本当に良かった。  僕は12年働いた総合商社をバシっと辞めて大阪でホステルを開業したのだが、接客していていつも感じていた

          37歳中南米自分探しの一人旅(前編)